医療の発展と共に医療費も高くなっている | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

おはようございます。

人間より動物好きの医者

藤原です。

 

 

動物業界も医療がどんどん発展

していくことはとてもいいこと

だと思う。

 

 

それと同時に検査費用、治療費

はどんどん高くなってるね。

 

 

先日もなんとなく元気がないと

連れてこられた子は、検査を

してみると貧血と血小板が

少なくなってた。

 

 

貧血と血小板が少なくなってる

原因をレントゲンや超音波検査

で調べると肝臓に腫瘍があって

そこからおなかの中に出血してた。

 

 

貧血と血小板が少なすぎて、

今おなかを開けて、出血している

ところを探して止めることは

できなかったんだ。

 

 

今やらなければいけないことは

輸血をして、赤血球と血小板が

少なくなっているのを増やさ

ないとおなかも開けられない。

 

 

輸血をしなくちゃいけないんだけど、

当院には輸血できる血液がない

から血液がある大きい病院に

行かなくてはいけなかったんだ。

 

 

緊急で大きい病院に行ってもらった

んだけど、そこで「かなりの費用が

かかるからそれを承諾してください」

と言われてた。

 

 

検査や輸血、入院などで50~60万

ぐらいかかって、状態が落ち着いて

からおなかを開けることになるので、

そこからさらに費用がかかる。

 

 

それをやらなければ、そのままじゃ

死んじゃう。

 

 

助けるためにはやらなくてはいけ

ないんだけど、費用がかかる。

 

 

飼主さんは、この選択をしなくちゃ

いけない。

 

 

払える人はいいんだけど、

払えない人もいる。

 

 

払えなければ、ペットは死んじゃう。

実際、検査費用、治療費が払え

なくてペットが死んじゃうこともある。

 

 

前なら輸血できなければ亡くなった

時代があったけど、今はお金が

あれば救える時代になった。

 

 

命が救える時代になったけどそれと

同時にお金が必要な時代にもなった。

 

 

命とお金どっちが大事という

天秤にはかけたくないが、現実問題

として、その天秤をかけなくては

いけない現実もある。

 

 

なかなか難しい問題だ。

 

 

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