大腸炎 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
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大腸性の病気は、いい便が出ていると

思ったらゆるい便が出たり、最初の便は

いいが最後の方の便が緩くなったりします。

 

 

 

大腸は、異常が無くても粘液で覆われた

便が排泄されることもあります。

 

 

 

大腸性下痢は、普段より回数が多くなります。

1回の量は少なくなり、粘液便や出血が

みられ、潜血便がみられます。

 

 

 

大腸性疾患の原因には、寄生虫性、感染性

食事性、炎症性腸疾患などがあります。

 

 

 

腫瘍性や腸の重責でつまってしまって

なる場合もあります。

 

 

 

寄生虫の場合は、主に鞭虫が原因となる

ことが多いですが、症状は急性や慢性の

下痢、粘血便になる場合があります。

 

 

 

寄生数が少ないと症状が出ない場合も

あります。

 

 

 

診断は、鞭虫の卵を検出することになります。

治療は、駆除薬により治療します。

 

 

 

感染性の大腸性疾患は、細菌、ウイルス、真菌

などが原因によって起こります。

下痢症状が主になります。食欲不振、嘔吐、発熱

などがみられます。

 

 

 

治療は、抗生剤、抗真菌剤、下痢止め

などの対症療法になります。

 

 

 

食事性は、食べたものの中に大腸を傷つけたり

刺激をする異物が入っていたり、未消化な骨

などが粘膜を傷つけることによって下痢や

血便になります。

 

 

 

また、食べものが合わなくて、アレルギー性

の炎症を引き起こすことがあります。

 

 

 

治療は、異物を排除したり、食事療法を

したりします。

 

 

 

腫瘍性の大腸疾患では、良性の腫瘤や悪性の

腫瘍による下痢は、通常の下痢治療では

反応しません。

 

 

 

良性の腫瘍は内科療法や切除をおこないます。

悪性の腫瘍は、発見した時には転移を起して

いることが多いので、緩和治療として

腫瘍の切除や抗がん剤治療が必要になります。

 

 


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