□対象者へのイメージを変えて
よいイメージを持たせます。
対象者が来る時、会う時に必ず
大好きな物をあげたり、渡したり
して、その人がくるといいものが
もらえるようにして、いいイメージ
にします。
□離れたところから少しずつ対象者に
慣らしていきます。
少しでも怖がることの少ない人から
徐々に慣らしていきます。
現実的には、宅配業者の人などは
難しいと思いますので、できることと
できないことはあると思います。
□対象者の安全を確保します。
傷害を与えてしまうと大変なことに
なりますので、傷害を与えないように
します。
・バスケット型の口輪をはめる
・ヘッドコントロールカラーをつけて
常に制御できるようにしておく
・ジェントルリーダーなどを装着し
制御する
・完全に制御できる人がリードを持つ
・リードを2つ付けたり、玄関先に
柵を設けたり、玄関に行かないように
部屋に入れておくなど脱走事故を防ぐ
などをおこない傷害にならないように
努力します。
□ストレスを減らします。
ストレスになっているようなことが
あるようであればそれを減らします。
自分の居場所を作ってあげたり、
落ち着いていられる場所を作って
あげたりします。
□飼主様に対する攻撃行動の時と
同じように食事やサプリメント
薬物治療をおこないます。
予防としても同じで、飼主様の生活
スタイルの見直しやしつけの見直し
をしたりします。
子犬のうちでしたらパピーパーティー
や適切な社会化をおこなったり、
攻撃行動のない繁殖をしているブリーダー
から購入したり、飼育経験にあった犬種や
血統を選んだりします。
家族以外の人に対する攻撃行動は、
日常的におこっていると思います。
知らない人に吠えたりすることは
よく見られると思います。
程度の問題で、人に障害を与えて
しまいますと問題になりますので
行動学専門の先生の診察も必要に
なります。
病気に伴うものであればそれを
治療してあげればいいのですが、
メンタルの問題ですと難しい
こともあるので、簡単では
ありませんね。
難しい問題なので、一人で悩まないで
動物病院に相談して、必要であれば
専門医を紹介してもらいましょう。