高濃度ビタミンCが癌細胞を殺すメカニズム | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
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高濃度ビタミンCが

癌細胞を殺すメカニズムは

ビタミンCが酸化される

ときに生じる過酸化水素が

癌細胞を殺します。

 

 

ビタミンCが直接、癌細胞

を殺すわけではなく、癌細胞に

運ばれてから、過酸化水素を

発生させて癌細胞を殺し

ます。

 

 

癌細胞は、血管の中にはなく

血管の外の組織にあります。

 

 

血液によってビタミンCが

運ばれて、血管の外に出て

そこで過酸化水素を発生し

癌細胞を殺すということに

なります。

 

 

過酸化水素は、普通の細胞は

殺さないのかという疑問に

なられた方もいらっしゃると

思います。

 

 

通常の細胞は過酸化水素を

分解する酵素を持っています。

 

 

過酸化水素は、カタラーゼ

という酵素によって水と酸素に

分解します。

 

水と酸素は害ではありませんよね。

 

しかし、癌細胞はカタラーゼという

酵素をあまり持っていませんので

過酸化水素によって死んでしまいます。

 

 

癌細胞の中に入った過酸化水素は、

DNAを傷害したり、ミトコンドリア

を傷害したり、ぶどう糖の分解を

阻害したりすることで

最終的には細胞のエネルギーの

アデノシン3リン酸(ATP)が

できにくくンなることで

癌細胞を殺すことができます。

 

 

薬物で癌細胞を殺す場合

正常な細胞も一緒に

殺してしまう為、副作用が

強く出てしまいます

 

 

それに比べ、高濃度ビタミンC

であれば、副作用が無く

癌細胞を殺すことができます。

 

 

もちろん、100%効くわけでは

ありませんが、副作用がなく

治療ができるのであれば

癌治療の選択肢となると

思います。

 

 

当院では、この高濃度ビタミンC

点滴療法をおこなうことができます。

 

 

抗がん剤は使いたくない、

副作用が無く、体に負担の

少ない治療がしたい

という方は、ご相談ください。

 


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