ペットからうつる病気として
まず、わんちゃんからうつる
病気からお話ししていきます。
今回は、レプトスピラ症に
ついてお話します。
わんちゃんがネズミや野生動物
レプトスピラ症は、
から感染する病気です。
主にどぶねずみが無症状で保菌し
感染源となって、その菌が尿から
排泄され、水中でも生きていけるので
川などで遊んでいる時にヒトに
感染します。
わんちゃんのレプトスピラ症は
無症状の時もありますが、
発熱、黄疸、腎炎を起こし、死亡
する場合もあります。
この菌は、ヒトや動物の健康な皮膚に
触れただけで感染します。
ヒトが感染すると無症状だったり、
悪寒、頭痛、筋肉痛、黄疸、出血傾向
蛋白尿を起し、亡くなる場合も
あります。
感染経路は、口から感染したり、
皮膚から感染したりします。
この菌は、熱乾燥、各消毒薬に
弱く、通常の消毒方法で
簡単に死滅します。
予防方法は、わんちゃんの場合は
ワクチンがありますので、毎年ワクチン
摂取を受けることで予防できます。
ヒトは、保菌動物の尿、汚染された
水に直接触れないようにします。
治療は、抗菌剤を投薬することに
よって治療します。
レプトスピラは細菌による病気
なので、ワクチンは毎年接種
するか、半年ごとに接種するか
しないと効果が持ちません。
レプトスピラに効果を持たせる
為には、毎年ワクチンを接種
しましょう。