本が大好きなのですが、子どもが生まれてから、というより、
妊娠したコロから?なんとなくホラーな小説等読まなくなっていた。
無意識にではなく、意識的に。
なんとなく、食事と同じで言葉って、体の中に染みていく感じがする
ので、怖いものは避けてたんですね。
雑誌もスキで、月に5-10冊は買うんですが、最近ふつふつといろんな
ジャンルの本が読みたくなって。
岩下志麻子さんは、前から気になっている方だったのですが、
本屋さんで「岡山女」という小説を発見し、トライ。
・・・2日で読みきりました。
すごい。
人間の裏側、見た気がします。
すぐに「ぼっけえ、きょうてえ」を購入し、読んでいますが、
これまたすごい。
単に怖い、じゃなくて、なんだか寂しく切なくなります。
でも、すかっと、人間ってこうなんだ、って思える。
学生のときは、色彩がぱーっと目の前に広がる、でも、
刹那的な部分にひかれ、とにかく三島由紀夫さんの本を読みましたが、
しばらく、岩下志麻子さんの世界にはまってしまいそうです。