おっさんずラブ- in the sky -5 感想飛行機


おっさんずラブは前作が社会現象を起こし、劇場版、本作と続いています。

前作のドラマと、劇場版は話が繋がっていましたが、本作はパラレルワールドで起きていることとしていて、主人公春田創一(田中圭)とヒロイン黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は引き続き出てきますが、その他の登場人物や内容は全くの別物となっていて、前作の舞台は不動産会社でしたが、本作は航空会社です。


内容はタイトルの通りおっさんの恋愛模様を描いています。

BLでしょ?」と思う方も多くいると思いますし、実際そうではあるのですが、激しい恋愛模様というよりかは人間模様が主に描かれているので普段BL作品を見ないような人(私もそうですが)でも楽しめる作品になっています。



このドラマは演出もすごく凝っています。武蔵が自問自答するシーンでは小さい武蔵が出てきたり、4話の卓球のシーンではちょっとしたアクションをしていたり、告白するシーンのバックのライトがハート型に光っていたりと、細かい演出がされているのもこのドラマの魅力だと思います。



では、5話の内容に移りたいと思います。

戸次重幸演じる四宮の子供の翼くんが体験学習として航空会社にやってきます。四宮の恋愛対象は男、さらには自分だと知っている春田は子供がいたことに驚きます。しかし、千葉雄大演じる成瀬は「恋愛対象が男であっても家族に憧れるのはあるあるだ」と言います。翼くんはお父さんと会いたいと言っているが、四宮は離婚しており、9年ほど会ってもいない自分には会う資格はないと会おうとしません。春田は翼くんに会うべきだと四宮に言いますが、成瀬にはお節介だと言われてしまいます。しかし、その後翼くんはもうすぐバンコクに旅立ってしまうことを知り、体験学習も残り1日になったため、春田はやっぱり会うべきだと無理矢理連れて行きます。こうして再会を果たす2人ですが、翼くんにはお父さんと言わず、整備士の仕事の説明をします。そうして体験学習が終わり子供たちからもらった感想文を見ると翼くんの文には「整備士の仕事は決して派手ではないけれどお父さんは自分の仕事に誇りを持っていてかっこいいと思いました」とありました。春田は旅立つ前にもう一度話に行った方が良いといい、四宮は翼くんに会いに行きます。いざお別れとなった時翼くんは「バイバイお父さん」と言ってくれました。四宮は泣きながらハグして、お別れしました。



このいい話にプラス恋愛模様という感じなのですが、今回の話は実際の同性愛についての問題ともかぶるところがあるように思います。同性愛者であったとしても家族がほしい、親を安心させたいと結婚する人は多いと思います。前作でも武蔵は結婚していたが春田と出会って離婚したし、今作の武蔵も離婚はしていますが娘がいます。このように社会問題も組み込まれているこの作品は単なるBL作品とは言えないのではと思います。自分の気持ちをとるのか、周りの気持ちをとるのかはどちらが正しいとは一概には言えないと感じました。恋愛には弊害があるのがつきもので、それが性別だっただけでどこにでもある恋愛とあまり変わらないのではないかなと思います。日本では今でも同性愛は偏見の目で見られることも多いです。しかし、この作品はそんな偏見を少しでも変えてくれる可能性があると思います。前作では年齢差恋愛、国籍の違う人との恋愛をしている人たちも描いていました。おっさんずラブは難しい社会問題をコメディも加えつつ、考えさせてくれる良い作品だと思います。


難しいことを色々書きましたが1つ言えることは千葉雄大は顔が良すぎる。


こんなに長ったらしい文を読んでくれてありがとうございます😊