妻の実家から退避してきた仏壇形式の祖霊舎をより神道らしく改造しようと試みて
いるが難しい。
1)妻の実家では霊璽を位牌に変えて、それを祖霊舎もどきの仏壇でお参り
2)我々が多くの位牌を回生霊璽に変更はしたが、仏式のそれ
3)当然、回生霊璽の鞘もない、おくりなが見えないのではお参りした気分に
ならないからだそう
4)明治までは氏子でもあり檀家でもあった(お宮とお寺がおなじ)
5)私が見たお宅では仏壇に位牌、でも葬儀は神式、だって皆さん氏子だから。
だから、妻の霊璽をそのまま実家より持ち帰った仏壇に安置すればよいのかも
と思ったのと、新たに藤田家の祖霊舎を買えばよいとも思った。
買うのが一番簡単、でもお供えは妻の実家分もしないと不味いだろう。
す ると手間が2倍かかるし、場所もとる。
家具調仏壇、色はこげ茶、買うと白木の祖霊舎、並べるとおかしいとしか思えない。
妻の後飾りは完全に神道のそれ、但し、線香も準備はしている。
来訪者、全員、お線香を選ぶ。
ということで、妻の霊璽を実家の仏壇もどきの祖霊舎にいれる事にした。
で、改造を初めて、そろそろ3週間目、改造たって、仏壇を切り貼りするのでは
なく、飾りを神道にするだけ、これは注文ミスを除けば簡単にすんだ。
注文ミスは繰り返した、そのたびに時間とお金がかかった。
回生霊璽(位牌か?)に被せる鞘を地元の桐箱屋に注文したか寸法を無視
されでかいでかい、修正可能な所は切断してもらったが、でかいでかい。
妻の霊璽が置けない(並んでおけない、隅になら可能)。
念のため広島の家具屋にも鞘を注文したがこれが今日30日に着いた。
よくできているし、地元の箱屋に頼んだものの2/3位の大きさで、満足。
一部サイズが合わない所は彫刻刀で削った、3時間ぐらいかかり、鞘も傷だらけ。
祖霊舎だと内宮が必要なそうで、それの扉は締め切りにするらしい。
これは最初から分かっていたので、作る気でいたが、地元でつくったのは
大きすぎて、内宮にいれるなんて無理。広島の業者のも無理。
埼玉の業者には鞘と箱(内宮擬き)を注文しているが、サイズが不安。
そこで、27日に内宮用戸張の購入手配、送料込みで2450円。
霊璽の前にこの幕を垂らすと内宮擬きになるんだそうだ。
昔の映画であった、貴族等に下々が面会するときに、その幕を通してしてた物。
100円ショップでささえ棒購入、どうみても見っともない。
埼玉の業者は私の書いた絵のサイズに極力合わすという返事なのだが
外寸は木の厚みしだいなんだそう。
また使い物にならないかも。
新しい祖霊舎を購入するのが最善なんだろうが、そうも行かないのが悩ましい。
神仏習合で500年、明治に分離しても氏子の家庭ではいまだに習合。
住民の知恵、神社と寺院を存続させる為らしいと聞いた。
寺院がなくなり住民は氏子化、でも先祖は習合、で、習合に合わせて今に致るか。
内宮用戸張はどう固定するのか販売者に質問、両面テープではれという返事。
それで、どう工作するか思案中、仏壇にフックを付ければ簡単なのだが、傷つけ
たくないから、真空何たら(名前が出てこない)でやるか、ラワン材あたりで
受け手を作り、それを両面テープで貼って支えるか、どうする?。
女房の北海道住の友人が送ってきたお菓子(シロップ)の線香をたてると猛烈に咳がでる。