夕食後、少し小腹が空いた。


冷蔵庫を覗くと、りんごさんがおられた。



りんごの気分でなかった僕は、そっと扉を閉めようとすると奥様から

「りんご食べたい〜🍎」

と。



男には、逃げてはいけない時がある。



そう。愛する妻がりんごを食べたいと言っているのに、剥けないという理由で諦める時だ。



長袖をまくり、包丁を取り出す。



大丈夫。俺ならできる。



思い出せ。中学の家庭科の時間を。



中学時代、家庭科の先生は言った

「りんごくらい剥けないと恥ずかしい」


その言葉を胸に、中学時代

りんごを剥きに剥いた。



本領を発揮する時がきたんだ。



腕は覚えていた。

なんなら、ウサギさんにしてみた真顔



俺ってイケてる??



イケてるよな〜?真顔



イケてます。



中学の時の先生。

ありがとう。