20年位前、夜行列車にはまり
釧路に住んでいた祖父母の家に行く時は
夜行に乗っていた。
夜の車内は薄暗く
隣には知らない人が座っているので
気を遣う
窓の外は暗闇で何も見えない。
深夜になれば寝るしかない
ただひたすらに目的地へ向かうのだ。
寝台がとれた時は、自分のスペースが
確保されるので少し楽だ。
ガタタンゴトトンという心地よい揺れは
よく眠れる。
狭い空間に2段ベッドが2つ並んでいる様な
感じなので、誰かのいびきにジャマされる
時は、通路にでて暗闇しか見えない外を
眺めるのだ。
時折何かの灯りが見えると
静かにテンションが上がる。
いったい何が楽しいのかと思われるかも
しれないが、この微妙な居心地の悪さと
日常から離れた雰囲気が
じわじわと喜びに変わるのだ。(変態か?)
早朝、目的地に到着し
バスの始発までだいぶ待たなければならないという絶望感がいい感じに花を添えてくれる。
朝の静かな空気が少しずつざわついてくる
のを感じると、なんだか希望がわいてくる。
そんな旅をまたしてみたい。