1日に熱戦の幕を閉じた、今年のクオリファイングトーナメント(QT)。ファイナルステージは11月28日から静岡県で戦われました。
前週のファーストステージをC地区1位で通過した我らが藤田光里選手は、2日目こそ1アンダーだったものの、他の3日間はオーバーパーの苦しい展開に。
トータル6オーバーの67位で、ステップアップツアーが中心の来季へ臨むことになりました。
【会場】静岡県袋井市の葛城ゴルフ倶楽部宇刈コース(6421ヤード、パー72)
《初日》
【ペアリング】《アウト2組目、8:11~》鬼頭さくら選手、山城奈々選手、吉田弓美子選手
【ウェア】ネイビーと白の長袖ニット、ネイビーのスカート(「ALBA」の「LIVE PHOTO」から)
【ホールバイホール】《前半》出だし1番パー5をバーディー発進! その後3ボギー。
《後半》ずっとパーで、最終18番でボギーフィニッシュ。
《2日目》
【ペアリング】《イン8組目、9:17~》鬼頭さくら選手、山城奈々選手、吉田弓美子選手
【ウェア】ネイビーの長袖トレーナー。深緑のスカート(「ALBA」の「LIVE PHOTO」から)
【ホールバイホール】《前半》すべてパー。
《後半》7番パー4でバーディー! 他はすべてパー。
35位ぐらいまでだとレギュラーの前半戦参戦が見えて、藤田選手が掲げる「自力で沖縄(ダイキンオーキッド)で初戦」が叶うところでしたけど、惜しくも届きませんでした。
いちおう30位あたりまでを見渡すと、トップは宋佳銀選手で9アンダー。小倉彩愛、大里桃子、脇元華、鶴岡果恋、新垣比菜、三ヶ島かなの各選手といった、レギュラーで戦ってきた選手が名を連ねてます。
今季ステップアップで活躍した、藤田かれん、河本結、村田理沙、竹内美雪の各選手や、ベテラン勢の木戸愛、李知姫選手といった名も。先日のプロテストに合格した髙木優奈選手も入ってます。
一方で、51位より下では、金田久美子、 渡邉彩香、若林舞衣子、 植竹希望、比嘉真美子、吉田弓美子の各選手たちが涙をのんでます。
藤田選手は、激戦から一夜明けた2日、公式インスタグラムでこの1年の振り返りをポストしてくれました。
今季の思い出の写真たちと共に「2023年もたくさんの応援、ありがとうございました!!」のお礼から書き始めてます。
全日程を終え、「今シーズンは満足のいく結果は残せず常に悩み、試行錯誤の1年でした」とまとめてます。
そして、これまで公表してこなかった体調不良の告白も。首や腰に痛みが続いてたようです。
「ここからという秋口に首の怪我をしてしまい、残り数試合、QTは首痛腰痛との戦いもありました」「毎日起き上がるのも歩くのにも一生懸命で…」
体の各所に爆弾を抱えながらの厳しい連戦だったようです。よく耐え抜いて、QTファースト1位からの完走ができたものだと、ほんとに頭が下がる思いです。
今年のいい思い出として挙げたのは、地元・北海道でのレギュラー「北海道meijiカップ」での6年ぶりの予選突破。キャディーを務めた先輩・井上希選手に感謝を述べてます。
「今年も毎日吐きそうな8日間」だったというQTの結果、来季もステップアップツアーが主戦場に。「どんな位置でも試合に出れることに感謝し来年こそ優勝できるように頑張ります!!」と締めてます。
そう、来季も引き続き、ツアーで活躍する藤田選手が見られるんです。ファンとしてこんなに幸せなことはありません! かがやけ、藤田光里!!
※日本女子プロゴルフ協会のホームページから
※「ALBA」の記事から
※藤田光里選手の公式インスタグラムから