歴史に残る死闘。一夜明けてもまだ、結末を自分の中で消化しきれずにいます。まずは戦績の面だけ記録しておきます。
12日の「山口周南カップ」最終日。首位タイで最終組から出た我らが藤田光里選手は、4バーディー、4ボギーのイーブンパーでフィニッシュ。
通算2アンダーで、同組の新海美優選手と並んでプレーオフへ。8ホールにわたる日本女子ツアー史上最長の激闘の末、惜しくも栄冠に届きませんでした。
【ペアリング】《アウト11組目》エイミー・コガ選手、新海美優選手
【ウェア】黒の長袖シャツ、白地に黒の文字模様のスカート、白のハイソックス(CS「スカイA」の中継放送などから)
【ホールバイホール】《前半》2番パー3でバーディー先行! 8番パー5でボギーながら、続く9番パー4でバーディーターン!
《後半》11番パー5でさらにバーディー! 12番パー4でボギー。15番パー5でもバーディーを奪うも、16、18番のパー4でボギー。
《プレーオフ》18番で7ホールをパー。8ホール目でボギー。
【スタッツ】フェアウェーキープ…8/14、パーオン数…8/18、パット数…26
日本女子プロゴルフ協会ホームページのニュース&トピックスにはこの日も、藤田選手のコメントが載りました。
プレーオフにまでもつれる長い戦いを「こんなに時間がかかるとは思ってなかったなぁ。所々では頑張れたでしょう」と振り返った藤田選手。
「プレーオフの最後は、私が外してしまいましたが、お互い良いパーを取り合っていた」と、出来る限りやり切った感じは醸し出されてます。
とはいえ、栄誉や賞金もさることながら、優勝すれば叶ったクオリファイングトーナメント(QT)のファーストステージのパスに、残念ながら届かず…。
「今年、ファーストQT免除を目標にやっていた。目の前に来ていたチャンスを掴めなくて悔しいです」。もうあと一歩の惜敗…と評するには、あまりにも惜しい悲劇でした。
それでも、光里ファンのみならず、数多くのゴルフファンに感動を与えた戦いは素晴らしかったです。18+8ホール、本当におつかれさまでした、藤田光里!!
※日本女子プロゴルフ協会ホームページから
※日本女子プロゴルフ協会のインスタグラムから
※ゲッティイメージズのサイトから