神奈川県立大船フラワーセンター
バラとシャクヤクを見に神奈川県立大船フラワーセンターに行きました。
神奈川県立大船フラワーセンターは、神奈川県鎌倉市岡本にある総面積63,900平方メートルの植物園です。大船駅から徒歩16分、または、大船駅からバス3分岡本バス停下車徒歩3分です。
大船フラワーセンターは、1962年(昭和37年)に神奈川県農業試験場の跡地に開設されました。大正年代から、この地で改良・育成されたシャクヤク、ハナショウブ、体系的に収集されてきたバラ、シャクナゲ等を中心に、3000品種あまりの国内外の鑑賞植物を栽培・展示しています。
2018年3月まで「神奈川県立フラワーセンター大船植物園」の名前で神奈川県が運営していました。2018年4月より、日比谷花壇を中心とする「アメニス大船フラワーセンターグループ」が指定管理者となり、命名権制により愛称「日比谷花壇大船フラワーセンター」になりました。
本館から園内へ
築年数の古い本館で、券売機で入園料をお支払いし、園内に入りました。
入園料は、大人1人400円です。さすが県立の植物園は安いです。同時期の横浜イングリッシュガーデンの入園料は1200円します。
園内に入ると、最初は広場になっており、その先にハスとスイレンの池がありました。
バラ園
中央に見事なバラ園がありました。370品種、1200株があり、見頃は5月中旬から7月上旬と10月中旬から11月中旬です。
横浜イングリッシュガーデンのバラ園も素敵なのですが、大船フラワーセンターのバラ園も引けを取りません。
また、バラ園といえば、ロンドンに住んでいた頃、リージェンツ・パークのクィーン・メアリー・ガーデンに、シーズンには毎週のように行きました。我が家が毎年バラ園に行くのは、この頃の記憶を懐かしんでいるからかもしれません。
シャクヤク園
バラ園の先にはシャクヤク園がありました。210品種、2000株があり、全国有数の規模を誇ります。見頃は5月中旬から下旬です。
シャクヤク園の隣には同じボタン科のボタン園もあります。
これまでシャクヤクやボタンをじっくりと眺めたことはあまり記憶にないのですが、あらためて見てみると、バラに匹敵しバラとも違う色気があり、とても美しいと思いました。
グリーンハウス(温室)
また、期間限定の展示会も行われており、「初夏の盆栽展」(5月10日から15日)の展示が行われていました。
その他
その他、シーズン外でしたが、梅や桜の並木、6月が見頃のハナショウブ(ちょうど職員さんが植える作業をしていました)、3月下旬から4月下旬が見頃のツツジ・シャクナゲ等の見所があります。
休憩
園内には、レストハウスがあり、ソフトクリームや食事を楽しめるようです。バラ園の近くにはピクニックグラウンドがあり、木陰にたくさんのベンチがあります。また、お昼前、グリーンハウスの近くでは「お弁当」ののぼりも見かけました。
おわり
それでは、また、次回の投稿でお会いしましょう。