1. 仕掛人藤枝梅安 豊川悦司 B


2023年公開作品。やはり梅安と言えば緒形拳とイメージが来てしまうので劇場では観るのを止めていた。

藤枝梅安の表家業は人気の鍼医者。ちょっと展開ペースが遅いね。豊川悦司が悪い訳ではないが、前説が長すぎるし緊迫感も感じなかったな。どちらかというと人情物語だな。






2. 大病人 三國連太郎 A

1993年公開作品。三國連太郎扮する俳優兼監督向井武平は病床にいて傍らには高瀬春奈扮する愛人神島彩がいたが、彩も癌と診断されていたという内容で撮影が進んでいた。しかし向井監督は本当に癌を患っていた。
昔のブラックコメディだね。 昔だから今と違ってすぐ告知せず胃潰瘍と言ってたからね。でも考えてみれば、本人が自分の病気を知らずに亡くなるなんてのは悲劇だな。最後の般若心経の演奏は見事だったね。