1. ロシュフォールの恋人たち フランソワーズドルレアック A

1966年公開作品。フランス西南部ロシュフォールにフランソワーズドルレアック扮する作曲家の卵のソランジュとカトリーヌドヌーブ扮するダンサー志望のデルフィーヌと言う双子の姉妹が住んでいた。ロシュフォール海祭りでジョージチャキリス扮するエチエンヌたちに頼まれ歌と踊りを披露する。カトリーヌドヌーブ姉妹の初共演作でシェルブールの雨傘同様フランス語の本格ミュージカル。流れる様なフランス語が華麗な雰囲気をかもし出している。ジョージチャキリスもオープニングからダンスを披露してウエストサイド物語を思い出す。美しいブロンドのカトリーヌドヌーブももちろん素敵でいいね。









2. ヒトラー暗殺、13分の誤算 クリスティアンフリーデン A

2015年公開作品。ヒトラーの演説会場で爆弾でもって暗殺を計画したクリスティアンフリーデン扮する時計職人ゲオルクエルザー。しかし、爆弾を仕掛けた後で怪しまれ当局に捕まってしまった。爆発はしたものの暗殺は失敗し8名が死亡、ゲオルクの家族関係者は全員取り調べを受ける事になった。ヒトラーは、爆発の13分前に会場を出ていたのだった。ゲオルクは銃殺刑にすれば良いと言ったが、捜査は一から始めるぞと言われ拷問を受けた。ゲオルクは自由を守るために一人で行動を起こしたと言った。これはドイツ映画だが、今時のドイツ人がナチスを語る時にはどんな心境なんだろうか。日本は、戦後70年経ってもまだ周辺国から謝罪を求められている。ドイツは、徹底的に謝罪を行ったからと言っても果たしてその奥深い所はいかがなものか。ゲオルクの行動を讃えたかったのだろうか。