まず一つ本番。 | デザインとアートディレクション

デザインとアートディレクション

デザイナーでアートディレクターの藤田和人です。
名古屋の老舗デザイン事務所 株式会社アトリエシア

無事に仕込み終了しました。明日から本番です。さて、今回のCo.スタッフはハーツからAちゃんで、一人っ子ブースなんです。もう知り合って数年経ちますが、相変わらずキレ可愛くて輝いています。歳とってないんじゃないか。。。でもきっと、いろいろとキープするのに努力してんでしょうね。素晴らしい。

話は変わりますが、仕事の場合キープする事は当たり前で、常に上のステージを目差さないといけませんよね。そうするには様々な問題もありますけど、仕事の場合、全てが現実なので逃げたりはできないのです。
本日の梶原社長の記事にもありましたが、上に立つ人間は何事にも逃げずに取り組まなければなりませんよね。結構、エネルギーがいりますよ、ホントに。

昔々読んだ本、「孫子の兵法」の中に、こんなような事が書かれていました。
「指導者の慈愛は、攻撃に勝利をもたらし、防御に人心を団結させる働きがある。」
兵士たちに対する愛情が大きければ大きいほど、指導者は兵士の心を深くつかむことができる。幼児に接するような心暖まる態度で、部下を指導教育する人物ならば、兵士たちは感銘して一緒に歩いてくれる。
子供に接するような心のこもった姿勢で部下を教訓し、後見するような人物であれば、兵士たちは一緒に戦ってくれる。。。。うむ。。。ただこうとも書かれています。しかし過保護すぎて、しっかり役割を与えることも無く、愛情をかけ過ぎて、自由に好き勝手やり放題な教育指導をしていたら、これは幼児のワガママを放任するようなもので、本当の愛情ではありえない。こんな組織は何の役にも立たない。
これは、
「父親のような躾の厳しさがなければ、実子でも働かない。母親のような真心のこもった愛情がなければ、本当に個々のパワーを引き出すことはできない」 と言うことです。
※孫子の兵法「愛情と至誠が指導者のカリスマ性となる」より。

でも、実際、僕のような人間ではなかなかそのへんの「バランス」は難しいのが正直な気持ちですけど。

一つ、僕は、こうとも感じます。上に立つ人間は、「たとえ自分独りきりになったとしても、絶対に戦う気持ちを持っていなければいけない。」とも感じます。これは我々のような職種ならではのことかも知れませんけどね。

皆さんは、どう思われますか?