先週、感じた事ですが。。。 | デザインとアートディレクション

デザインとアートディレクション

デザイナーでアートディレクターの藤田和人です。
名古屋の老舗デザイン事務所 株式会社アトリエシア

自分の勝手な解釈で誤解して据えてしまう事。ありませんか?仕事でこれが起こると大問題になりかねません。どんなに注意していても相手が言った事を自分の解釈で判断して、まったく違う事や物を作ってしまい、結局は時間とコストの無駄。。。そして自己認識の甘さに自己嫌悪。大切なのは、例えば仕事の場合、打合せした内容を「整理」して振り返る。そして、重要なポイントの再確認です。打合せをしながら頭の中で整理して「マトメ」て行く。最後にポイントを確認する。この際、ただ相手が言った事を復唱するのではなく、自分が理解していなければいけません。これが出来ない人は、「相手の言った事は理解できた」「自分が言った事は当然伝わっている」と勝手に解釈し「コミュニケーションのズレ」が生じ、それを繰り返します。でも現実は絶対に甘くありません。しっかりとした対応をしていないとある日突然、切り落とされてしまいます。
「コミュニケーションギャップは事故、しっかりと話を聴いていたのだから自分には非がない」と思うのは、まったくの間違いで、『コミュニケーションギャップはミス!確認を怠らなければ、防げるものです』
これは、プライベートでも言える事と思いますね。参考:成功の行動理論 松井達則氏

僕らの仕事は、PCの出現で昔とは比べ物にならないくらい変化しています。でも、デザイン力やアイディア力は人間の能力ですよね。

仕事を面倒くさがったり、手抜きをしたり、、、してませんか?基礎基本が出来ていない人間がそれをやると、進化なんてほど遠いです。「温故知新」と言う言葉がありますが、「子曰く、故きを温ねて、新しきを知れば、以って師と為るべし」と言います。そして、基礎基本のもとに今の技術が成り立っているとも言っているのです。要領よくやる事と横着してやる事とは、まったく次元の違う事なんです。