演説を横で毎日聞いているわけだけれど、感じるのは、議員に求められる力は、『代弁力』『合意形成力』『世論形成力』なんじゃないんだろうかと思う。一方的で、かつ断定的な政策の訴えはインパクトはあるのかもしれないけれど、どんな形であれ税金を使えば同時に財源が必要になるわけで、それは始末と元（仕入）をきちんと数値化していなければならないし、それを提示した上で訴えかける必要があるのだと思う。しかし、そんなことは政策秘書がいっぱいいる国会議員がやれば早いと思うが、スーパーカリスマ市議とかいれば意外な妙案が提示されるのかもしれない。心情に寄添うことで得票に繋がるような感じがするのは良く分かるけれども、誰かを悪者にしたり、吊しあげたりして解決するかのように訴えて、それが瞬間的に解決できるマジックのように考え易いのは、場数を踏んだ経営の経験者でない限り仕方がないのかもしれない。その点では、『他人の話を良く聞く理解できる』という力も必要なのかもしれない。頑固者かパーか、どちらかであることが多いと感じるのが残念なところだ。
寝るのだけが楽しみな毎日になって来た。