お遍路日和。 | 行雲流水

行雲流水

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9日目。


6:00AMから、お勤め。

ここは、強制。

予約の段階で、お勤めは強制だということを言われる。

護摩を見たくて泊まったので、興味津々だ。


薄暗いホール状の護摩壇に入る。

香の匂い、冬の寒さのようにひんやりしている。


坊さんが入ってきた。

参加者に厄除けの香が渡され、

和太鼓の音と共に読経が始まる。


護摩木が燃える。

油を注ぐたびに、炎が天井近くまで上がる。

迫力がある。


来た甲斐があった。


お勤めが終わって、

朝食。

ちゃんと食事の前は、般若心経を唱える。

前日の夕食は、たいへんだった。

住職の話の後に、拍子木でリズムを取りながら、

おおきな声で読経を強要される。

真剣そのもの。

「まいったな~。失敗したかな~。泊まるんじゃなかったかな~。」

とか、考えてしまう位、すごかった。


一泊二日2食付 6500円。






無事、すべて終わって、

鯖太師を出ると、次の寺までは55KM。

ただ、歩くだけ。





海を見ながら、歩く。


途中、大里海岸で休憩。





30分くらい。


「海は、いいなあ~。」


気分が晴れる。

ずっと見ていたいが、歩かないと。



海部町を抜け、55号線を歩く。

平地は、楽だ。

海を見ながら、気楽に歩く。



今日は、無理せずに、近い宿を取った。


宍喰町の町中で呼び止められ、

お接待で、みかんを頂く。

歩くと、のどが渇くので、みかんが調度いい。



また、呼び止められ、お接待。

甘夏2個、ぽんかん4個。

重いけど、うれしい。









海面の黒い点々は、サーファー!


早くも、サーフィンをしていた。


全国的にも有名な海岸らしい。






今日の宿。

サーファーご用達。








素泊まり 3000円。


安い!


食事は、近くのコンビに弁当にした。