
中国のお正月にて暇な事、ひまなこと。交通量もいつもの半分に減ってしまった。太っちょのお兄ちゃんがいないから毒舌を吐く人もいない。あたいも今日は子猫と思い切り遊んだ。お客は恋人風だ。あたいには目もくれない。
でもお正月だから面白いこともある。それは獅子舞だ。
あたいは近所で見ていた。日本の獅子舞はご主人によると唐草模様で意外と地味なんだそうだ。こちらは大陸から直接来ているからド派手だ。おまけにストーリーがあるからけっこう長い。あたいは怖くて陰からこっそり見ていた。子供たちも怖くて30mは離れて見ている。のっぽのおいちゃんが言った。「昔はこいつに噛まれるのが怖くて泣いたもんさ!」
ご主人が言った。3月6日に実は大学に日本の獅子舞が来て講演してくれるからお前も子猫と見に来たらどうだと。あたいは行ってみたいと思った。
10時半に502の教室だそうな。あたいはいつか獅子舞について調査してみたいと思った。
いつもマーケティングに行く大学に昭和30年代の獅子舞についてのビデオが保存されているのだが
ストーリーはここの獅子舞とかなり酷似しているからだ。

出雲伝説にもよく似ている。最終的には酒を飲ませて退治してしまうのだが、ご主人が見せてくれたビデオもそんなストーリーだった。あたいは思った。女将さんが言ったが、まねき猫の置物も日本にあるものもカンボジアにあるものもかなり似ていることを。ネコ科のあたい達とドラゴン系も混ざった彼らの系統を調査すればかなり面白い文化の流れが理解できるんだろうなと。子猫達が怖くて泣くのでこの話はこのくらいでやめよう。

でも今晩はいいおもちゃを取って来ただニャン。子猫達も遊ぶだニャン。あたいはまだカンボジアの猫だニャン。これが楽しみで生きているのだ。おやすみだニャン。