笑顔は心のビタミン!

 



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カナダの食べ物というとあまりこれというものが見当たらないが移民の国のためにいろいろなレストランがある。前田氏に連れられ今日は中華だ。チャーハンはかなり味が違った。レタスと豚肉だろう。他は麺類、麻婆豆腐、チキンの定番だ。みんなで食べるのが良い。ここバンクーバーは特に中国系が多いらしい。




カナダの一番大きな楽器屋に行った。まず楽譜陳列が広い、それに楽器の展示だ。面白いのはレンタル楽器が定番になっていることだ。学校の授業でやっている吹奏楽は備品の打楽器以外はほとんどレンタルだそうだ。とくに今の時期は今から長い夏休みになるのでレンタル楽器のメンテナンスになり忙しいそうだ。あと授業で使っている合奏教本を紹介しよう。昔から使っているファーストディビジョンのようなものだ。












 

あと最後にまた今回のカナダでお世話になった前田氏について語りたい。ほぼ8日間全て一緒に生活していたので音楽以外のこともよくわかった。そこで感じたことはまず人より率先して動き理路整然とお話するという方だ。これはなかなかできそうでできないことなのだ。たとえばあるメンバーの女の子がチューバを運んでいたらご自分が運んでおられた。時間に対しても厳格であり今回の私のスケジュールは完璧だ。時間のロスがないのと勉強と楽しみのバランスも見事だった。吹奏楽でいえば、一般のバンドと高校生のバンド、ユースバンドの見学、高校の先生方とのミーティング、クラリネットの大手の楽器製造の現場の見学ツアー、カナダで最も人気のある作曲家のご自宅の訪問そしてミーティングなどキリがない。そのほかでも食事のバランスやカナダの大自然を満喫することもできのもすごい。特にご本人の教会でのトランペット演奏は見事だった。日本で10年間関西フィルハーモニーに在籍されたことも頷ける。カナダでの35年間の生活や仕事のお話をお聞きしたことも自分の今後の人生に大変参考になった。







新たなスタート〜

バンドの成長には段階がある。最初から上手いバンドなどいないのだ。楽器の実力や技術も大事だが、バンドの運営やメンバーひとり一人のメンバーシップとしてのプライドや考え行動も大切だ。これらのことは一長一短ではできない。それらの感覚は徐々にできていくものであることを長年やってきて感じることだ。不思議なことにどんなバンドもその指導者の人間性や音楽までもメンバーに伝わっていくのが面白い。そこには目に見えないオーラとまではいえないが情熱や想いが伝わっていくものだ。それと上手いバンドはメンバーの素直で一生懸命さと個性が出ていることも特徴だ。この一件楽器の技術とは関係ないようだがこれが本当に大事なことだ。