あの部屋のドアを開けるために

特急を乗り継ぎました


夏の陽射しを避けるように

あなたの部屋の鍵をかけました


あなたの部屋で過ごした時間は

それまでの私が知っていた時間ではなかった


あなたのためにつけた白い甘い花の香りは

今はもう私の手元にはありません


好きでも嫌いでもなく

ただ忘れられないだけでもなく

忘れたいのかどうかもわからず

あなたに出会わなければよかったのにと

思っているのかどうかも

わからない

 

 

Todos Os Desejos


わたしのなかの世界一美しい音楽

 

Todos Os Desejos

 

あなたは 私の欲望のすべてです