昨日より、1泊2日の日程で自民党政令指定都市の若手市議有志が静岡に集まり、全国指定都市問題研究会が開催されました。
初日は、静岡市が取り組む子ども子育て支援と、中山間地域の現状、水産業の現状と今後の施策についての座学。
日経DUAL地方版で『共働き子育てしやすい街第1位(全国編では第2位)』を獲得した静岡市は、昨年の4月からスタートした子ども子育て新制度後には、市立幼稚園、保育園は全て認定こども園に移行され、私立の幼稚園、保育園も認定こども園への移行が進んでおり、不妊治療への支援や中学校卒業までの医療費助成などを充実させています。
静岡市域の約38%中山間地域は、少子高齢化に伴う人口減少に伴い、条例をつくり空き家を利用した移住促進事業や、有害鳥獣の捕獲の地域一体型の取り組みなどを行う『オクシズ(静岡は奥が深い)地域おこし計画』を策定し、プロモーション事業を推進しています。
漁業においては、高齢化が進む漁業就業者の減少が進んでいる現状を踏まえ『しずまえ振興計画』を策定し、ブランド化の取り組みを行っています。
2日目は、年間60万人の来場者有する静岡市立日本平動物園と徳川家康公の遺言によって1617年に建立された久能山東照宮を見学。
静岡市観光文化局の理事にもご同行頂き、静岡市が取り組む自然を生かした観光文化施策についてのお話を聞かせていただきました。
子育て支援や、公共建築物のメンテナンスの取り組みなど20政令市で共通する施策や、それぞれの都市が抱える課題などを議論し、施策につなげていきます。
次回は熊本市、年末は福岡市での勉強会を予定しています。