横浜市の緑のリサイクル事業についての勉強会です。
市内の公園や街路樹の剪定枝は年間約13,000トン発生します。
これまでは全て焼却処分でしたが、13,000トンのうちの約4,000トンを堆肥や生チップ材にして資源化の取り組みを行っています。
都市公園法に基づく公園施設として、リサイクルプラントを建設して、平成18年より公園の植栽や学校の花壇、農地の土壌改良材として利用しています。
平成36年までの10年の期間で、リサイクルプラントにおいて資源化の取り組みを行うことになっていますが、機器類の老朽化(機器類の更新をすることによる資源化作業の一旦停止や、許可の再申請など)や剪定枝数の増減などにより、向こう10年間のリサイクルプラントの運営上の課題があります。
資源化の取り組みを引き続き行っていくために、公園施設としての考え方に縛られず(公園法によりかなりの制限がかかる)、また防災・減災の視点からもリサイクルプラントの効果的な運営の取り組みを行っていかなければなりません。