視察最終日。

マドリード市役所にて、マドリード市議会と日産自動車のコラボレーションで進められているEV車の普及の取り組みについて意見交換です。

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マドリード市役所環境政策の責任者ニエト氏(右から2人目)。

2009年より、マドリード市内40ヶ所。市内駐車場に160ヶ所の計200ヶ所に急速充電装置の設置を目指しています。

EV車については、マドリード市内のタクシー15000台を日産リーフに変えるために、1億以上の予算化をしています。

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横浜市内のタクシー全部をEV車にすることは長距離もあるので不可能ですが、マドリードのタクシーは走行距離が短距離なのでEV車でも充分に対応できるとのことです。

急速充電装置は2014年中に。タクシーや商業車のEV車化については2015年中に普及させる目標です。

日産自動車はEV車の取り組みだけでなく、マドリード市が進めるエネルギー施策についても協力関係にあります。

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マドリード市役所中央広場にて記念撮影。

その後は、スペイン大使公邸にて佐藤特命全権大使とスペイン経済全般について意見交換を行いました。

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佐藤大使(左から4人目)。

スペインが進めるスマートシティーの取り組みは、経済危機でありながらも、しっかり目標を定めて活発に進めています。

スペインの国民性と国民の底力を垣間見ることができました。