基地対策特別委員会の市内視察で、今月7日の常任委員会の視察に引き続き、横浜市消防局航空隊の最新式ヘリコプター『アウグスタA139』に乗り、上空からの米軍施設を視察しました。



上空から撮影した神奈川区にある米軍施設『横浜ノースドッグ』。昭和21年に接収され、米軍輸送大隊等が使用していて、横浜港の正面に位置し、平成21年に一部返還されています。

上空視察に引き続き、金沢区にある旧小柴貯油施設を視察しました。



34機の地上、地下タンクがあり、航空機の燃料が備蓄されていました。平成17年に全面返還されています。

現在、国との協議を行うとともに、横浜市として公園基本計画を策定する検討を行っています。

長きにわたり進めてきた、接収解除の促進と跡地利用の取り組みは、大きな成果を挙げています。

しかし現在も、6施設、約470ヘクタール。実に神奈川区の5分の1の広さの米軍施設が存在しています。

引き続き、横浜の将来のまちづくりの観点で、返還要望をはじめとする跡地活用策の検討の取り組みを行っていかなければなりません。