日常を学びに

 

 

 ふじしんです。前回は、「ささいなこともネタにする」をテーマにおはなししてきました。今回は、わたしが思う習慣を続けるためのコツを紹介していこうと思います。

 

 

 

 では、さっそく結論から言います。大きく分けて3つあります。

 

 

 

 ① if then プランニング

 

 

 ② 公開宣言効果

 

 

 ③ 誰かを巻き込む

 

 

 

 この3つです。

 

 

 ① if then プランニング

 

 「もしカフェに入ったらブログの記事を執筆する」、「朝起きたらまずシャワーを浴びる」、「お皿をシンクに持ってきたらそのまま洗う」というように、既存の習慣に、あたらしく取り入れたい良習慣をつなげる方法です。新たに始めた習慣を続けやすい方法としてかなり有名です。BJ・フォッグさんの書いた本『習慣超大全』でも紹介されています。

 わたしはこのif then プランニングのおかげで、トイレ掃除やモーニングページを習慣化することができました。

 

 

 ② 公開宣言効果

 

 公開宣言効果も、わたしが習慣を毎日のように続けられるようになった要因のひとつです。公開宣言効果は心理学の用語で、「自分の達成したい目標や夢を他の人に宣言することで、結果的に達成することができるようになる」効果のことです。これは習慣化にも応用できます。たとえば、このブログがまさにその例です。「ブログをこれから毎日更新していきます」と、誰でも閲覧できるブログ上で宣言したことで、今日までほぼ毎日更新できています。

 ほかにも、「今年のお盆休みに、富士山登頂します」と、自己紹介で学校のクラスメイトに向けて宣言しました。今は、基礎体力をつけるためのウォーキングや毎週1回の登山をして高いところに慣れるようにトレーニングしています。

 

 

 ③ 誰かを巻き込む

 

 

 わたしは今のところやったことがない方法です。しかし、効果は絶大であることはまちがいありません。たとえば、朝活会や読書会などがその例ですね。誰か周囲の人を巻き込むことで、「怠けることができないぞ」、「他の人が頑張っているのだから、わたしもがんばらなくては」と、毎度自分を奮い立たせることができるからです。早起き、読書など、何か習慣にしたいことができたとき、自分ひとりの意思力には限界があります。すぐに弱くなってしまう意思を補うために、他人の力を借りるのです。

 早起きを習慣にしたいのであれば、友だちなど親しい人に「朝6時になったら電話するから。もし6時になっても電話がなかったらその日の昼ごはんおごるわ」と、「ランチ代のおごり」などりペナルティつきで宣言すれば、「ぜったいに起きてやる」とやる気が起こります。ただしペナルティを設けるときは、あまりハードなものにしないことがポイントです。

 

 

 これら3つのどれか1つをやるだけでも、確実に3日坊主は治ってしまいます。①~③の共通点としては、「自分ひとりの力に頼らないこと」です。

 

 

 習慣を定着するには、行動に移すまでにかける自分自身のエネルギーと時間をどれだけ節約できるかがポイントです。そのために、これまでのクセである行動にあたらしい行動をつなげる「if then プランニング」や、他人の監視をつける「公開宣言効果」、「他人を巻き込む」などの手段を使います。

 

 

 毎日続けるには、どれだけ自分のエネルギーと時間を使わないか

 

 

 このことばだけは覚えておきましょう。

 

 

 本日は、確実に習慣を定着させられる方法として、3つ紹介してきました。①「if then プランニング」、②「公開宣言効果」、③「誰かを巻き込む」の3つです。そして3つの共通点は、「自分ひとりの力を頼らないこと」です。言い換えれば、習慣を身に着けるには、自分の意思など「自分のエネルギーや時間をどれだけ節約できるか」が重要です。

 

 

 本日も最後まで読んでくださってありがとうございました。次回もおたのしみに!!!