こんにちは、ふじしんです。前回は、「ポジティブなネアカ」のふりをするというおはなしをしました。

 

 

 今回は、本を読んだだけで終わらせないための、ちょっとした習慣を紹介します。

 

 

 読んだ後に、「感想・まとめ・アクション」をノートに書く

 

 

 です。

 

 

 これは、YouTuberであり経営者でもあるマコなり社長や、精神科医であり作家でもある樺沢紫苑先生もおすすめしている読書法のひとつです。

 

 

 だいぶさかのぼりますが、わたしは以前、『プチ習慣ブログ』シリーズの14日目で、「本来の読書のしかた」についておはなししてきました。そのなかのひとつに、「本の感想や要約をアウトプットする」ことが取り上げられています。

 

 

 本のなかの文字を追いかけるだけではなく、本の内容を実際の行動に落とし込むためには、本の内容をまとめたものや重要なポイントをアウトプットする必要があります。

 

 

 「遠足は家に帰るまでが遠足」ということばがあるように、「読書は実際の行動に移すまでが読書」です。そのために今日からでもはじめやすい方法は、手書きノートに本を読み終わったあとの感想やまとめを書き殴ることです。

 

 

 わたしはこれを実践したおかげで、本を読んだ内容を1日以内で行動にうつし、習慣化させていくことができました。その一例として、「ブログ」、「ひとり旅」があります。

 

 たとえば、ブログを書くときに使っている「わたし」という一人称は、井上新八さんの『続ける思考』という本から学び得たものです。それまでは「私」という漢字を使用していましたが、「文章をかくときは『わたし』で統一する」という心得をきっかけに、「わたし」で一人称を統一しました。

 

 他にも、日帰りの「ひとり旅」は週に1回の頻度で毎週日曜日に行っています。それは、ジュリアン・キャメロンさんの『ずっとやりたかったことをやりなさい』という自己啓発書にあった、「アーティスト・デート」というアクションをベースにした趣味です。現在、わたしは週に1回、ひとりで山登りやアニメの聖地巡礼にでかけています。山登りにでかけることで全身の運動にもなり、自然のマイナスイオンを浴びることができます。アニメの聖地巡礼では、見たことない景色に出会い、現地に住む人々のあたたかさに気づくことができます。

 

 

 本を読んだ後に「今日からできるアクション」にまとめたおかげで、人生を毎日たのしく彩るあたらしい趣味も増えていきました。

 

 大切なのは、「本を隅から隅まで読む」、「読破する」必要はないということです。「よし、読んだぞ」とつかの間のしあわせに浸るよりも、本のなかから「これは自分の毎日に生かせる」、「今日からできそうだ」と思えるものを抜き出して、実際に実行できるかどうかです。

 

 

 多くの人たちが口をそろえて「本をたくさん読め」というのは、シンプルに「本を読む」プロセスを主張しているわけではありません。本を読んだ先にある、「自身の行動の変化」を指しているのです。

 

 

 今日から本を読むときは、内容をすぐ実行できるように、手書きノートとペンをそばに用意するようにしてみましょう。

 

 

 本日は、本を読んだだけで人生が変わった気分に陥らないために、「読んだ後の感想・まとめ・ポイントを手書きノートに書く」という習慣を紹介してきました。本を1冊読んだら中身をノートにまとめて、今日から自分の行動が変わっていくように仕組み化してしまえば、日進月歩で目標が達成されていき、「理想の人生」に近づいていきます。

 

 

 本日も最後まで読んでくださってありがとうございました。次回もおたのしみに!!!