郷愁
夜空の闇より多い 星達に照らされ
銀色に輝く道を 歩いています
あなたに貰った空のバッグ握りしめ
遠い異国を
ねえ
今でも 今でも思い出す
見慣れた山 紅色のあぜ道
遥かな 遥かな旅の果て
帰る故郷
大事な言葉は いつでも言い出せないまま
駅のホームにたたずむ あなたは泣いていた
帰るべき場所がある 触れ合いたい温もりが
今の向こうに
ねえ
この世で この世で永遠と
呼べるものは そう あなたの温もり
いつかは いつかは消えようとも
僕の故郷

春には桜が舞い踊り
夏の花火 秋を染める初雪
静かに 静かに目を閉じて
眠る故郷
戦友TJのリクエストにお応えして掲載させて頂きました。
昨年の旅の列車の中で作った曲『郷愁』の歌詞です。
どんな場所でも、どんな景色を観ても
生まれ育った場所、温もりを思い出す自分に気付きました。
番組エンディング用に作ったのでリリースはまだですが、
いつの日か皆さんに届けたいです。
写真は、家出みたいな上京から15年
ずっと僕の部屋に飾ってあるものです。
写真の中のその女性は27歳。妊娠中。
産まれた子は
この曲を歌ってます。
追伸
産まれたその子は、今、とっても寿司が食べたいです。