最近、そんな相談がとても増えています
実は、それが危ないんです
熱中症って真夏の話だと思っている方が多いです
総務省の2023年データでは71,029人が熱中症で救急搬送
なんと35%以上が40代以上の女性
気づかずに過ごしてる人、かなり多いんです
人の体の約60%は水分です
たった2%の水分喪失で、めまいや頭痛、集中力低下が起こるのをご存じですか?
その体温調整を担っているのが、脳にある「視床下部」
ここがうまく働かなくなると、汗も出にくく、熱がこもってしまいます
東洋医学では、夏の体調不良は「暑邪(しょじゃ)」が関係していると考えます
外からの強い熱が体内の“気”を奪い、陰陽バランスを崩す
特に「気虚体質(疲れやすい・冷えやすい・汗かき)」の女性は、体が熱に弱くなりやすく、美容トラブルにもつながります
むくみ、クマ、乾燥肌…全部、関係あるんです
姿勢が悪くなると、呼吸が浅くなります
猫背の方は呼吸機能が30%も低下しているというデータもあるほどです
深く呼吸ができないということは、酸素が足りない=体温調節がうまくいかない
つまり、姿勢の悪さが熱中症の引き金になっているんです
熱中症の状態が続くと、
細胞の中の「ミトコンドリア」というエネルギー工場が働かなくなります
これが起こると疲労感・免疫力の低下・代謝の低下へとつながります
特に女性にとっては
肌のターンオーバーの遅れ
という形で現れます
熱中症は、体だけでなく美容の敵でもあるんです
汗と一緒に出ていくミネラルは
ナトリウム(約1,000mg/時)
カリウム(約300mg)
マグネシウム(約20mg)
ビタミンB1(代謝を回す栄養素)
これらが不足すると、筋肉のけいれん・疲労感・むくみやすさが出てきます
熱中症にならないためにも、自然塩+麦茶+甘酒の習慣をおすすめします
冷却タオル法
濡れたタオルを冷蔵庫で1時間冷やすだけ
首元や脇を冷やすことで視床下部が落ち着き、全身の熱が逃げやすくなる
効果:頭痛、だるさ、のぼせに◎
時間:1回5分/1日2〜3回
背骨しなやかストレッチ
両手を頭の後ろで組み、ゆっくり左右に体を倒す
背骨・肋骨・横隔膜の動きを引き出して深い呼吸を促します
効果:体温調整力アップ/代謝改善
時間:朝晩5分ずつ
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「ただの疲れ」で終わらせないでください
それはあなたの体からのSOSかもしれません
今から始めれば、夏本番も元気に乗り切れます
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