こんにちは。藤澤なおひろです。

 

2020年。令和2年の幕開けとともに、日野町が町制65周年を迎えます。

この節目にこれまでの日野町長としての自身の歩みをまとめたいと思います。

そして、「まちのたからを未来につなぐ」ことを考えていきたいと思っています。

 

そのための、

 

考えを記す場所として。

皆さんとともに考える場所として。

 

ブログを書いていきたいと思います。

 

どうぞよろしくおねがいします。

 

 

ここからは、今年の1月の日野町広報に寄せた藤澤なおひろの思いです。

 

 

よろしければお付き合いください。

 

 

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新年あけましておめでとうございます。

それぞれのご家庭で心新たに新しい年を迎えられたことと存じます。


 今年は、昭和30年3月16日に1町6村が合併し現在の日野町が誕生して65周年を迎える記念の年です。

 

 

日野町が日野町として歩みを進められることは素晴らしいことです。

 

 

今、全国の自治体で「地方創生」が取り組まれていますが、平成の合併の波を乗り越え、元気にがんばる小さな自治体が注目されています。

 

 

農山村への移住や農山村を大切に思う「田園回帰」の流れが着実に広がっています。日野町は今年、第6次日野町総合計画を策定します。

 

 

住民の皆さんの町への思いをつなぎ「自治の力で輝くまち」をさらに発展させたい と思います。




 昨年は、台風や集中豪雨など大きな被害が東日本を中心に発生しました。

 

 

「地球温暖化」による異常気象と言われています。

 

 

昨年末に開催されたCOP25(国連気候変動枠組条約第25回締約国会議)でも「温室効果ガス削減目標」の引き上げが議論されました。

 

 

スウェーデンの16歳の高校生が「各国の指導者や企業が地球温暖化対策に取り組んでいないこと」を強く批判し各国の若者がこれに共感し行動を起こしています。

 

 

防災対策の充実は大切であり、日野町では今年、防災情報伝達にスマートフォンを活用した独自の「防災アプリ」を構築 し、必要な方には個別受信機を配布します。そして、何よりも地域で声を掛け合う「要支援者個別支援計画」を作成・充実します。

 



さて、昨年も町民の皆さんのご協力によっていろいろな事業が進みました。

 

松尾公園子育て広場、子育てサロン女性活躍支援施設「ぽけっと」

学童保育所ヒノキオC・Dの開設

日野小学校のトイレ改修

教育用プロジェクターの整備

子どもに医療費中学生まで完全無料化

 

 

引き続き今年も、雨水排水事業、町道西大路鎌掛線、県道日野徳原線(内池バイパス)、西明寺安部居線の道路改良。西大路地区定住宅地整備工事に着手、平和堂跡地利活用の検討を進めます。

 

 

近江鉄道日野駅再生事業は、たくさんの皆さんにご寄付いただき、現在工事中の鉄道ミュージアムの整備により完成します。

 

 

日野駅の観光案内交流施設「なないろ」では、にぎやかな交流が広がっています。

 

 

一方で、近江鉄道の運行赤字累積への対策が求められ、滋賀県、沿線市町、各種団体等でつくる「近江鉄道沿線地域公共交通再生協議会」が発足し存続に向けた議論がはじまりました。近江鉄道は通学や通勤などに大切な公共輸送機関であり、存続の合意と必要な財源支援の拡充などしっかりと取り組みます。


 今年は、戦後75年の年でもあります。

 

 

昭和、平成、令和と戦争をしないで平和な時代をつないできました。

 

 

日本は先の戦争を反省し、再び戦争をしないことを誓い日本国憲法のもとで国際社会に復帰し歩みを進めてきました。

 

 

政府などで憲法改正が叫ばれていますが、平和主義、国民主権、基本的人権の尊重を柱とする日本国憲法を政治や暮らしに生かすことこそ大切です。平和な社会、住み続けたい町をつくるために力を合わせたいと思います。

 

 

ご支援とご協力をお願いするとともに日野町の発展と町民の皆さんの幸せを願い新年のご挨拶とさせていただきます。

 

 

藤澤なおひろ