『SPEEDZONE』はカーレースの楽しめるテーマパーク。
全部で4コースあり、それぞれ違った種類のカーレースを楽しめます。
私が行ったその日は、3種類のカーレースが体験できました。

一つ目は、一人で3周にチャレンジする、タイムトライアルのコース。
初めて挑戦した私は、曲がりくねったコースが怖くて、1週目、あまりアクセルを踏み込めず、
2週目、3週目には、徐々に慣れてきて、タイムも格段と良くなりました。

二つ目は、小さめのマシン20台くらいで他の人達と競い合うレース。
マシンは小さいけれど、思った以上にスピードが速い!
同時にスタートして、他のマシンと抜きつ抜かれつ、たまにぶつかってしまったりと、
スピードもスリルもあって、私は3つのコースの中で一番楽しめました。

三つ目は、300馬力もある大きなマシンに乗って、そのトップスピードと“G”を感じるコース。
ほんの3.5秒の間に時速120キロ近くまで加速。
シートにぐっと押しつけられ、ジェトコースターに乗っている時のように“G”を感じました。
今まで体験した事がないほどの加速度に、びっくり!
思わず目には涙が滲みました。

カーレースと言えば、今年のF1もすごくドラマチックで盛り上がりましたね。
タイトル争いは、ブラジルGPでの最終レース最終コーナーまでもつれ込み、
結果は、ルイス・ハミルトンがフェリペ・マッサにわずか1ポイント差で、史上最年少王者に。

また9月には、F1史上初のナイトレースが上海GPで開催され、
私もそのレースを、アメリカのテレビ放送で見る事ができました。
日本では深夜に放送されることの多いF1。
ロサンゼルスでは、朝の4時くらいから放送されていましたが、早口の英語中継に苦戦しつつも、
普段とは違うナイトレースに、サーキットの人々が興奮している様子が伝わってきて、こちらまでドキドキ!
とても興味深い体験でした。

夜に行われるF1、コースは隅々まで見えるだろうか、事故は起きないだろうかと、
実は内心少しハラハラしていました。
けれど中継を見て際立っていたのは、今までやった事のない事にチャレンジしている人々の
活き活きとした顔や目の輝き。
新しい事に挑戦するって素晴らしいなぁと改めて強く感じました。
来年のF1グランプリでも、たくさんの興奮と感動を楽しみたいです。