先週末に行われた、F1日本グランプリ。
今年は昨年までの鈴鹿に代わり、30年ぶりに富士スピードウェイでレースが行われました。

最近レースを見られない事も多かったので、どうしても見たかった日本グランプリ!
見れて良かった♪

大雨の中、視界が最悪で、コースもタイヤも温まりにくいコンディションで、
セーフティーカーが入ってのスタートにレースは大荒れ!
見ていてもハラハラドキドキで、思わず声を上げた瞬間が何度もありました。
まず、ハミルトンはチームメイトの新人と今年の王者を争っていて、
昨年度のチャンピオン、アロンソの大クラッシュ!!
彼のリタイアによって、ハミルトンの今年度チャンピオンの可能性が高くなりました。
残り2戦で12ポイント差というのは、アロンソにとっては苦しい展開。
雨で視界が悪い上、非常に滑りやすい状態のよう、接触やコースアウトが相次ぎました。

40周目以降、2位と3位を走行していたトロ・ロッソのベッテルが、姉妹チームであるレッドブルの
ウェバーに追突し、両者は表彰台に届きそうな位置にいながらリタイアとなってしまったり、
佐藤琢磨選手のマシンが、ピットインの際に、一瞬炎に包まれたりと、トラブルが多発し、
非常に荒れたレースに見受けられました。

見所だったのが、終盤のコバライネンと、ライコネンの2位3位争い。
結果はコバライコネンがライコネンを抑えて2位。
そして、ファイナルラップ、マッサとクビサの6番手争いも凄かった!
コースアウトさえも意に介さず、両者とも攻めに攻める!
抜きつ抜かれつの戦いは、レーサーの勝利への執念と意地が垣間見られ、大迫力でした。

F1の見所は、トラブルによる命の危険のかかったスリルではなくて、
レーサーやチームの意地と技術力のぶつかり合い。
絶対に安全なレースなんて無いけれど、少しでもいいコンディションで、レースが行われるよう
いつも祈りながら見ています。

今年のF1も残り2戦。
胸の熱くなるような、いい戦いが多く見れるといいな。