日差し

七合四勺で滑降準備をしているうちに、すっかり日も傾き、この直後には日が陰ってしまいました。時刻は16時を過ぎてしまいました、標高3100mの山小屋の傍らにたった1人、見渡すかぎり誰も居ませんでした、時刻を考えればあたりまえか…。(さっきの先行者はどこへ行ってしまったのだろうか…)
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スキー

滑降準備が完了し、いよいよ滑り始めました。雪質は吹き溜りの雪が風で硬くパックされているような感じでした。
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滑降

アイスバーンに警戒しながら滑り始めましたが、そんな心配どこ吹く風、アイスバーンの上に積った雪が軽く飛び散るような好条件でした。この時期、この標高で、こんな快適な滑りを…。思い掛けない幸運に夢中になってターンを繰り返しました、日陰になった大斜面の滑降でしたよ。
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大斜面

七~六合目の間は沢状になった大斜面でした、快適滑降が続きましたよ~♪
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宝永山

宝永山の高さまで下りてきました、八合目から覗いた時は雲の中でしたが、日が西に傾くにつれて、雲の位置が移動したようでした。
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宝永沢へ

六合目付近から宝永沢へと続く斜面です、鉄柵のあった場所(ブル道の延長線)の右側を、露岩を避けながら滑りました。
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宝永沢入口

宝永沢の入口になるこの場所はお中道が横切っており、以前は鉄柵の末端でした。ウインドクラストした斜面はよく締まっていましたが、滑るには良い条件でした。シュプールが微かに残るくらいの硬さでした。
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吹き溜り

吹き溜りにはパサパサの雪が積っていましたが、まだこの辺りでは気持ちよく蹴散らして滑っていました。
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宝永沢

徒歩で下りてくる時はうんざりするほど長く感じられる宝永沢の大斜面ですが、今日はスキーで七合四勺から旧五合目下まで15分で滑ってきました。この写真の場所くらいまでは雪も踏み抜けることなく順調に滑ってきましたが、この先は雪質がモナカ雪に変わってしまい悪雪に苦労しました。
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大砂走り

モナカ雪の上を右往左往しながら、少しでもターンしやすい場所を求めて、大砂走り下山道近くまでトラバースしてきました。モナカ雪は一向に良くはなりませんでしたが、二合八勺近くまで滑ってきました。
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二合八勺

八合目から見たときは六合目くらいから下は雲に覆われていましたが、スキーで滑ってくる頃には雲が移動してしまい運良く晴れていましたが、二合八勺から下には雲が残っていました。悪雪に苦労しながらもコンクリート小屋まで30分で滑ってきました。
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二合八勺で雲に突入しホワイトアウトの中を滑ってきましたが、残っていた雲は案外薄く、次郎坊では雲の下に出てしまいました、厚さ150mの雲でした。二合八勺くらいから雪が薄くなり、ターンの後半に砂礫を踏むことが何回かありました。
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視界

次郎坊から下では再び視界が得られ、ルートもその先の御殿場市内もよく見えました。
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丹沢

西日を浴びる丹沢もよく見えました、次郎坊下まで下りて来ると傾斜は緩み少しは滑り易くなったものの、雪質は相変わらずモナカ雪でした。思い通りに曲がらないスキーに苦労しながらも、洞門に向けて滑り続けました。
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太郎坊洞門

大石小屋や樹林帯を経て太郎坊洞門近くの駐車スペースへ下山しました。スキーで滑ったのでスピーディに行動でき、七合四勺からは1時間、日没前の17時に到着しました。スキー滑降の前半は硬いクラスト斜面でとても快適に滑れましたが、後半はず~とモナカ雪、思うように曲がれず、板を引っ掛け何度か転び、疲れ果ててしまいました。それでもスキーを使ったおかげで歩けば4時間くらいかかる下山ルートも2時間半で下りてきました。雪が良ければもっと早かったかな…。
今回の山行は積雪、強風などなかなか厳しい条件でしたが、山スキーと徒歩をうまく組み合わせて、登頂&下山を果たすことができました。2月も無事に登ることが出来ましたが、今回ばかりはいつも以上に姫様と自然の巡り合せに感謝した1日でした。
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《コースタイム》太郎坊洞門6:05-8:20二合八勺8:45-10:10旧五合目10:25-11:50七合四勺12:05-13:05八合目13:20-14:15銀明水-14:20奥宮14:35-15:10八合目-15:40七合四勺16:00-17:00太郎坊洞門


今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。(ムラ)

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