七合四勺

硬いバーンにクトーを蹴り込みながら強引に登り、七合四勺小屋のテラスに着きました。スキーでの登行には限界を感じたので、ここからアイゼンに、この先はアイスバーンが予想されたので、思い切ってスキーには拘らずシーデポし、登頂に専念することにしました。
時刻はもうすぐ12時でした、通常なら今から山頂を往復すれば下山前には日が暮れてしまいますが、下りではスキーが使えるので思い切ってチャレンジしてみました。
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登山道

七合五勺への登山道です、まだ積雪が少なく道の形がはっきりしていました、アイスバーンの部分が増えてきました。ところで兼用靴は登山靴のように深い前傾ができないので、こまめにジグザグを描くような登り方になります、いつもより時間がかかりそうです…。
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七合五勺

昨年に建て直された七合五勺小屋前も雪が少なくテラスの地面が出ていました。
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雪斜面

七合五勺から八合目方面です、左側の尾根に登山道がありますが、雪が少なく歩きにくそうだったので、尾根の右側の雪斜面をジグザグに登りました。斜面の雪はほとんどがアイスバーンでしたが、硬い氷とサクサク感のある氷の斜面が交互に出てきました。
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七合九勺

兼用靴だとペースの上がらないもどかしさを感じつつも、ジワジワと登ってきました。この七合九勺のすぐ下で猛烈な風に吹かれました、ここは風の通り道になっているようです。
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七合九勺を越えると風も本格的に吹いてくるようになりました。この日の風向きはとても変わっていて、吹き下ろしてきたかと思えば、強烈に押し上げられたり、左(南)からも、右(東)からも吹いてきました、まさに風のオンパレードでしたよ。御殿場口ルートが風下になっているとは云え、ここまで巻いているのは珍しかったです、特に吹き上げてくる風の強さにはビックリしました。
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傾斜

七合九勺を過ぎると傾斜が強まってきます、アイスバーンが輝く斜面になってきました。
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アイゼン

兼用靴でもいつものアイゼン(※)を使いました、今シーズンに新調したこのアイゼン、歯先がわずかに刺さっているだけでも、抜群の安定感がありました、アイスバーン上での行動に少し余裕が感じられました。 ※グリベルG12
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八合目

八合目の山小屋跡に着きました、山頂アタックのための最終休憩ポイントになります。ここで行動食を補給しました。時刻は13時を回っていました、いつもなら折り返しの目安にしている時間ですが、この日は諦めずに登り詰めることにしました。
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駿河湾

八合目のテラスは駿河湾の眺めがとても良いんですよ。
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記念碑

八合目のすぐ横に、長田尾根登山道建設の記念碑があります。この碑のある場所は風の通り道ですが、写真を撮るくらいの余裕はありました、風が西風一辺倒ではなかったからでしょうね。風のヴェールが取り払われると、底抜けの青空が広がっていました。
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風2

大弛に入ってからも風はどの方向からも吹いてきました。岩尾根から聞こえる風の唸り声は耳を覆いたくなるほどの凄まじさで、恐ろしさを感じるほどでしたが、この日の風は強いながらも破壊的ではなく、風と風の間がけっこう長く、耐風姿勢を少しの間とっても行動に戻れるくらいの風でした。
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登路

風の合間に確実に高度を稼げる条件でした、大弛を半分くらい登ったところで今日の登頂を確信しました。雪煙舞い上がる山頂へ運良く登路が開けました。
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夏道

大弛の積雪はまだまだ少なく、ほぼ夏道沿いに登ってきました。登山道くらいの傾斜のジグザグは兼用靴ではちょうどよく、だいぶ助かりました。登山道の左脇に建物の残骸が見えてきました、もうここは大弛の上部です、山頂まであと少しです。
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ようやく山頂です、⑤へつづきます。(ムラ)

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