注)写真があるので、苦手な方はご遠慮下さい


次男「母ちゃん…。母ちゃん…。」

朝方4時。

次男に起こされました。


次男「夜食食べに(冬休み宿題の追い込み中)台所に行く時は、まだ呼吸してたと思う。今、台所から出てきたら…」

分かった。
ありがとう起こしてくれて。


本当だ。りっちゃんまだ温かい。



皆は?

長男「起きてる。センター試験前だから勉強してたよ」

末娘「起きてるよ。お風呂に入ってた」

皆、冬休みで夜型になっちゃってるな💧
けどお陰で、すぐにりっちゃんのお見送りに集まれたね。

あっ❗父ちゃん起こしてあげて💦



皆でりっちゃんを順番に抱っこして、撫でて…

毛並みも整えてあげようね。

お腹はパンパン。なのに最後の体重はたった284g
けど毛艶は良いままだね。普段からよく食べてたからかな?
表情もあまり苦しくなさそうだね。良かった…


次男は高校に入ったばかりで、年末年始は友達付き合いが忙しく、りっちゃんの看病にはほぼノータッチ。
なのに、りっちゃんが虹を渡った直後に気付くのは、さすが『不運に見放された男(つまりラッキーボーイ)』だねって、皆で穏やかに笑って話して…

泣いてるのは結局旦那だけ。

だって皆、りっちゃんが頑張ったの知ってるから…




・・・12/27から始まった、実に2週間にわたる呼吸苦。

このまま安定してくれるかも…と言う希望が無かったわけではありません。
いや、むしろ、希望にすがって、「さすがりっちゃん❗」と、お別れから目を逸らし始めていました。

けれど、腫瘍は確実に大きくなっており、それに伴い気道の圧迫腹部膨満食指低下も進むばかり…

ここ数日の回復の兆しも、りっちゃんは最後の力を振り絞っていて、それを見て私たちが喜んでいるだけで…

それでも、りっちゃんがキラキラした瞳を最後に見せてくれたお陰で、私たちは穏やかな気持ちでりっちゃんをお見送りできたのだと思います。


最後まで飼い主孝行をしてくれたりっちゃん

本当にありがとう。






虹の向こうには、先輩ジリスさん達が居るから、いっぱい遊んでもらうんだよ。