鱗文様は、正三角形または二等辺三角形を上下左右に連続して配した柄で、
蛇や竜、魚の鱗に似ていることから「鱗文」といいます。
弥生時代の土器に、すでに三角形の連続模様が発見されており、
死者を守護する願いを込めて埋葬品などにも使われていたのでは
と、言われております。
また、死者の霊は蛇の姿で現れると信じられたことから、
鱗は強い呪術性をもつとされました。
三角形以外でも種類としては、まっすぐな枝に花をつけた「槍梅(やりうめ)」
花びらをねじった「ねじり梅」、梅の花を図案化した「梅鉢(うめばち)」
などがあります。
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◇鱗文様で鼻緒制作
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220730/22/fujisandal3376/fa/ec/j/o0647030615153857423.jpg?caw=800)
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