私の好きなもの(その18)引き分け

 

 

勝負事には勝負けがつきものです。絶対にそうしなければいけないのであれば仕方ないんですが。

そうでない競技もあるのではないでしょうか。同点だったら引き分けでいいんじゃないかな。

無理して最後までやる必要があるのかな。ヨーロッパ発祥のフットボールは引き分けがありますね。

仲良く、お互いをたたえ合う姿は微笑ましくすごいことと思います。

 

アメリカ発祥のものはどっちかというと最後まで決着がつくまでやることが多いのかな。

競技の内容にもよるのですが、無理して決めなくてもいいのではないかな。

勝者だけがすごい、敗者はダメみたいな風潮がないでしょうか。

マスコミの記事の取り扱い。記録を盾にあおる。

 

 

それによって敗者の記事はなく勝者の記事だけ隅から隅まで。

テレビ放送は勝ち試合はバンバン、負け試合はすこしで、流してもカットされて。

そうしないと視聴率が稼げないという現実や、負け試合なんて見たくないなど。

 

 

勝者だけがもてはやされるのでなく敗者も頑張っているんです、

結果として勝ったものだけに頑張ったという言葉は言ってほしくいないな。

みんながんばっているのだから。

 

 

勝っても負けても、日本古来からある競技は礼に始まり礼に終わる。

相手をリスペクトしましょう。勝ち負けにこだわらずその競技を楽しみましょう。

その競技に参加した段階で精神的な内容は5分と5分。引き分けです。

 

 

終わってからの相手をたたえる行為が大事。

敗者は勝者を、勝者は敗者を!

たとえびりでもどんまい。ちょっと昔「びりギャル」ありました。

ウサギと亀ではないけれど、可能性はだれでもあります。素質は違うかも。

それに気づき努力する人は、試合をひっくり返すことができます。

 

ゾゾマリーンスタジアムで、ハンディキャップのrunがあります。

走りのスペシャリストと、少し経験のある人が時間差を持って勝負します。

少し経験のある人が先にゴールすると球場は大騒ぎです。

 

そのあとは・・・・・。

両者が頑張りをたたえてお互いに抱き合うんです。

勝っても負けてもお互いをたたえ合う

そこに人間の凄さ、感動場面があるのではないでしょうか。

 

 

1着しただけの個人、チームだけが頑張ったのではありません。

2着、3着、4着、5着した個人またはチームもみんな頑張っているんです。

ほんの少し何かが違うと結果も違って。

選手の持つ力、体制のバックアップ。組織委力、観客動員数,監督コーチの力量。経験など違っていいんです。

それでも、

 

1着以外も頑張っているんです。おたがいにおめでとうだと思います。

ある意味、それは引き分けだと自分は考えます。