私の好きなもの(その7)ニッキ

 

 

幼いときに、植木市に出かけました。兄弟一緒です。

春の3月、中日が過ぎたころ。母の実家の街で植木市が開かれます。

列車に乗って2駅。駅から歩いて会場へ。

田舎では、にぎやかな感じです。派手なもようしではありませんが。

たまに来るサーカス。外から会場を見るだけ。

クリスマスのときは、教会に行くとお菓子がもらえます(もちろんん参加です。)

 

 

今、自動車教習所の場所で、競馬が行われていました。(期間が決まっていたような)

今はどうかわかりませんが、町や村単位での、駅伝がありました。

今はお城まつりで、10月はにぎやかですが、昔はありませんでした。

今はどうかわかりませんが、レンゲをテーマに賑わいます。

 

植木市であるものを目当てに動くんです。「なんだと思いますか。」

それはニッキの根っこです。線香くらいの細さもあれば箸の太さくらいのもあります。

15㎝くらいの長さで、10本くらい、白か赤の帯で売られているんです。

それをかじるんです。すると辛いのと甘い感じとで、止められなくなるんです。

 

何時までもしゃぶっているので口の中はきれいではありません。

幼い時に味わったニッキ。今はニッキの飴でしょうか。

飲み物にシナモンがあってもいいです。

子供の頃を懐かしむ。これって年を重ねている証拠かな。

もちろん、ニッキより、手作りの母の料理は最高です。今はもう無理ですが。