私の好きなもの(その6)東海道中膝栗毛

 

 

 

2年前から、東海道を歩いています。日本橋から始まって、一人旅です。

自分の苦手な歩く旅行です。連れはありません。倒れたらそのままです。

前に投稿した中にも、歩いていることを描いた文があると思います。

電車の線に沿って歩いています。そうでないと帰りが大変になってしまいます。

 

53次の真ん中、「袋井」を過ぎて、今まさに浜名湖の橋を渡る、手前に来ています。

話し相手もいなく、おひさまとの戦い、風雨との戦い、体調との戦い。

それらの戦いに負けずに半分が過ぎたところです。

 

 

お泊りするときはネットカフェを探しそこを利用します。

なぜかというと値段が安いし、24時間営業で、ドリンクバー付きです。

トイレ、シャワーは共同、漫画見放題。カラオケあるところも、欠点と言えば

明かりがついている部屋は熟睡ができない。(それはしょうがない)

便利です、いちばんは低料金で利用できるところでしょうか。

 

 

さて本題で「東海道中膝栗毛」読み始めました。今回はじっくりと読んでいます。

そして気が付くんです。自分の歩いている地名が次から次へと出てきます。苦労して歩いたところが。

この本の面白いところは、やじさん、北さんのやり取りコミカルさというんでしょうか。

その地方の説明だけでなく特徴を取り上げ、結果として、5,7,5,7,7で上品にまとめてあります。

 

 

私は半分と少し読んだのですが、大笑いができたのが

4か所もでてきました。残りも楽しみです。

江戸時代にベストセラーになり、農民から大名迄あらゆる階級の支持を受けて

作品つくりに没頭していた、作者はすごい人。

それが20年間以上続いたというのですから、

 

 

その作品の面白さ、未知へのあこがれ、

上品な短歌など内容も気さくに作られています。

江戸文化の中心。調べてみる価値はあります。

「すごいの一言」真似したくても無理?(あきらめてはないけれど)

読者になって作品を楽しんでいます。