「私の好きなもの(その2)大相撲」

 

幼なき日。テレビはなかったというより、あったけれど見れなかった。

大変値段が高く、家では買えなかったので、

テレビを見せてもらいに出かけて行った。

床屋さんで見せてもらったのは、「てなもんや三度笠」「プロレス」

「ディズニィーのアニメ」と「青少年に向けてのドラマ。」

「金高かおる世界の旅」などなど。「スチャラカ社員」もありました。

皇太子が美智子妃とのご婚姻パレードを母親に連れられて、

一緒に見た記憶があります。

 

 

 

同級生のお店では夕食時にかかわらず、

5時半ごろから7時まで、毎日のように通い見せてもらいました。

大変感謝しています。(弟も一緒でした。)

そして相撲も楽しんでいたんです。

私の名前が富士雄というので、誰を応援したかというと、

「富士錦」という力士でした。(確か山梨県出身)

押し相撲で前頭筆頭か、小結まで番付を伸ばしました。

勝ったときはとっても嬉しいんです。

負けた時は・・・・。

 

 

その後くらいに大鵬、柏戸、佐田の山などの大横綱の世界です。

 

千秋楽に大砲と柏戸が当たると、子供ながら、

どっちが勝つだろうかとドキドキしていました。

ほかのスポーツがあったとしても

テレビでは少なかったのではないでしょうか。

プロレス中継は、2週間に1回

デズニィーの番組と輪番でした。

ボクシングはたまに防衛戦があると、

見れるんですが回数は少なかったようです。

 

 

 

2番目の兄は、力士の部屋の名前をよく知っていて、

興味・関心は私よりあったと思います。

 

 

昔々 、約60年くらい前のお話です。

 

 

今の相撲界で、頑張ってもらいたい人は、3人います。

琴の若関。(佐渡が嶽部屋)

隆の勝関。(常盤山部屋)

琴勝峰関です。(佐渡が嶽部屋)

共通していることは同じ相撲道場で鍛えらえ、

勝ち上がった力士です。

 

おらが国のお相撲さんなんです。(千葉県)

勝っても、負けても応援したいです。

 

 

3人三様です。

 

また富士がつく人も見ています。

照ノ富士・熱海富士・翠富士・錦富士・北勝富士・尊富士

尊富士はすごかった。新入幕で優勝、3賞独占、

千秋楽は足首のけがで無理かなと思いきや出てきて勝ってしまう。

すごい力士が現れた。富士がつく。うれしいな。

その間、照ノ富士の一言励ましも、あったようです。

「おめでとう。 尊富士関。」

また、横綱「照ノ富士」けがなどで番付最下位から頂点まで登り勝った人。

凄い人です。

正面から堂々とわたり、勝負を決める。

たとえ負けてもすがすがしい。

 

 

勝負だけにこだわり、何しても勝つんだという相撲もあるかと思いますが、

いつもいつも、それをやられると、どうでしょうか。

面白みがなく、見ている側が飽きてしまい、

見たくないと、思うのではないでしょうか。

 

相撲の由来は、よくわからないのですが

五穀豊穣を願う。

日本の国の繁栄を、願うことでしょうか。

 

 

そのために47都道府県の出身力士の

活躍が期待されます。

 

いつのころか、外国で力の強そうな人を

力士としてその場が提供されました。

高見山大五郎関は愛嬌があり、みんなから愛されました。

曙太郎さん(故人)に対しご冥福をお祈り申し上げます。

若貴との横綱バトル。激しい戦いは記憶に残るものです。

 

 

相撲界のしきたりに乗り、精進する人は応援したいですね。

また、おらが国の力士が、どんどん出てくることを望みます。

 

がんばれ、琴ノ若、

がんばれ、隆の勝、

がんばれ、琴勝峰。

 

 

でも3人の対戦もあるので、どっちを応援すればいいの。

「迷ちゃうな。」