昨日、茨城県守谷市へ行った際、ランチは蕎麦を食べて来ました♪
常磐自動車道の谷和原IC近くにある、お気に入りのお蕎麦屋さんで
鬼怒川沿いにポツンと建っている『鬼怒川 竹やぶ』です。
先日、ラジオで蕎麦の話をしていましたが、生産量は断トツで北海道で、
2位が茨城県、3位が山形県で4位が長野県だと話していました。
4位と云っていた長野県に納得がいかず、会社に戻ってからネットで調べたら、
平成28年(2016年)蕎麦の収穫量は、全国合計は28,800tとのことです。
都府県別では、1位は北海道(12,100t)で何とシェアは42%となっています。
2位は茨城県(2,090t)で7.3%、3位が長野県(1,980t)の6.9%となっていたのを
思い出しました。
◆鬼怒川 竹やぶ
茨城県守谷市板戸井1917-1
TEL:0297-46-0088
営業時間:11時30分~16時(売り切れ終い)
定休日:月曜日、第2火曜日
屋号にもなっている入口の〝竹やぶ〟が美しく、和テイストの趣あふれる佇まいです。
12時に到着、すでに満席でしたが予約をしていたのでスムーズに着席できました。
店内は木の温もりが感じられる落ち着いた雰囲気で、
大きな窓からは鬼怒川が一望でき、ロケーションが抜群です!
平日限定セットメニュー(玉子焼き+湯豆腐+デザート) +650円を注文しました。
最初に運ばれて来たのが玉子焼きです。
シンプルに素材の味だけの玉子焼きを辛味大根と一緒にいただきました♪
次に運ばれて来たのは湯豆腐ですが、
キメの細かい滑らかな湯豆腐は薬味いらずの美味しさでタレも付けずにいただきました。
「鴨つくねそば」 1,400円(税込)
鴨つくねが2つ入った温かい汁、せいろそば、薬味は山葵、辛味大根、刻みネギ。
蕎麦の香りと細麺でコシの強さが美味しいお蕎麦です♪
鴨つくねは病みつきになりそうな美味しさでした。
熱々の蕎麦湯は、クリーミーで蕎麦の風味が強く濃厚で、まさに〝蕎麦スープ〟です。
蕎麦は茨城、北海道、富山などの契約農家から玄ソバを仕入れ
その日に使う分だけ石臼で自家製粉しているそうです。
デザートは、羊羹と抹茶カステラ。
甘いものが苦手な私でも、残さずに食べられるデザートでした。
クオリティの高い蕎麦&料理は〝プチ蕎麦懐石〟でした!
お店の裏側に流れる鬼怒川。周りには住宅がなく長閑な風景が心を癒してくれます。
美味しいお蕎麦を食べた後は、
茨城県西部で有数の初詣スポットと云われる『一言主神社』へご参拝に行きました。
『鬼怒川 竹やぶ』から車で約10分位の距離にあります。
谷和原ICから一言主神社までの間には、「竹やぶ」も含めて店構えが気になる
「手打ち蕎麦屋」が数軒ありました。
この辺りは、蕎麦処なのでしょうか・・・?
一言主神社は以下の願い事をすることで、地元では人気の神社です。
●たった一言の願い事であっても聞き入れてもらえるという
●一生に一度だけご利益を得られるという信仰もある
●いざと言う時に家族が神社を訪れて祈願するという
◆一言主神社
茨城県常総市大塚戸町875
【旧社格】 村社
【ご祭神】
●一言主大神・・・大国主命の御子神で「国譲り神話」で有名な事代主命と同一神
大同4年(809年)の創建と伝えられ、ご祭神の一言主大神は、言行一致の神様とされ、
何事もよく道理をわきまえ、良いことにつけ、良からぬこと(心配事、病気、災難)につけ、
よく聞き分けて人々の幸福のために直ちにご利益を授け、一言の願い事でも疎かにせず
願いを叶えて下さると云われております。
◆二の鳥居
社殿のちょうど正面裏に大きな杉が見えているのが御神木です。
◆社殿
雨上がりのためか、境内はひっそりとした静けさでした。
社殿前には大樹と「三岐の竹」が立っています。
◆拝殿
社殿や賽銭箱にも「一言主神社」の神文である「九曜紋」が入っていますが、
この紋はかつてこの地域を本拠地としていた平将門の紋章と同じです。
◆本殿
◆御神木
大きな杉は、樹齢は不詳です。
◆一言主神社のブログ(2015年3月20日)
https://ameblo.jp/fujisan3216/entry-12141294720.html
◆谷和原IC周辺マップ
蕎麦の生産について、確かにここ数年、北海道に帰省した際、
あちこちの畑で蕎麦を栽培しているのが目につきました。
また地元の家族や知人からも「美味しい蕎麦屋さんがあるよ」と紹介されましたが
北海道では、寿司&海鮮、味噌ラーメン、ジンギスカンと食べるリストが決まっていて
蕎麦の出番はまったく無いのが今までのパターンです。
私のイメージでは、蕎麦と云えば何といっても信州・長野です。
信州へ旅行に行けば必ずランチは蕎麦を食べますが・・・。
蕎麦は、寿司、天ぷらと並ぶ代表的な日本料理で、
奈良時代の仏教伝来よりも遥かに古いとされています。
アップルの創業者スティーブ・ジョブズが愛した和食が蕎麦だとも云います。
また歴史好きの人ならご存知の方も多く、蕎麦を広めたのは保科正之(2代将軍・
徳川秀忠の四男)と云われてます。もともと信州育ちのため蕎麦好きだったといい
高遠藩3万石、山形藩20万石、会津藩23万石と転封のごとに石高が上昇し、
それに伴い蕎麦打ち職人を連れて行ったと伝えられています。
このようにして山形や会津に、そして4代将軍徳川家綱の補佐をしていた江戸にも
蕎麦を広めたと伝えられています。
東京で有名な蕎麦屋さんは、値段が高くボリュームが極端に少ないので
どうも食べた気がしなくて敬遠してしまいます。
茨城や会津、石川でも本当に美味しい蕎麦を食べさせてもらいました。
これからはイメージにとらわれないで各地の蕎麦食べ比べをしてみようと思いますと♪
<参考文献>
・「地域の入れ物」から「そばの生産量の都道府県ランキング」
・一言主神社公式ホームページ
・ウィキペディア