犬のチョコレート中毒 | ふじさん動物の病院のブログ

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犬にチョコレートを与えてはいけないってご存知でしょうか?はてなマーク
チョコレートに含まれるテオブロミンが原因で中毒を起こすことがあるのです。
テオブロミンの含有量はチョコレートによって異なりますが、
カカオの含有量が多いものにはたくさん含まれていると言われています。

犬の体の大きさに対して、どれくらい食べたら中毒がでるのかは、このテオブロミンの摂取量によりますので、予測がつきません。
もし、食べてしまったら、早めに動物病院へ。病院
そして、食べてしまったチョコレートの商品名がわかると、獣医師側は助かります。

チョコレート中毒の症状は、頻脈、血圧の上昇、興奮、けいれんなどです。摂取量は多いと死に至る場合もあります。また、赤血球を破壊し、貧血や血尿、血便などを引き起こすこともあります。

さて、このチョコレートの誤飲、実は2月に急増するのです。
なぜ?? お分かりの方も多いでしょうね。
そう、バレンタインデードキドキです。
チョコレートは与えてはいけないという知識のある方も、
「ちょっと目を離したすきに食べてしまった」と予測外の事故も実際にあります。
モテモテの男性のみなさん、チョコレートをたくさんもらったら、愛犬が決していたずらをしない場所に隠しましょうね。