『間違えてもいい』の本当の意味♪ | クラリネット&アレクサンダーテクニーク~藤崎クラリネット教室ブログ

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千葉県習志野市・藤崎クラリネット教室主宰の豊永よしこが
クラリネットが上手になる練習法、身体の使い方、考え方、
アレクサンダーテクニーク、ボディマッピングを使ったクラリネット上達法をご紹介。

最寄駅・JR津田沼駅。完全予約制のクラリネット教室です。

こんにちは♪豊永よしこですニコニコ


アレクサンダーテクニークのレッスンでは


「『間違えてもいい』と思って吹いてみて」と言われる事があります。


でも、今まで「間違えないように」「ミスをしないように」・・・と


完璧を目指して練習を積んできた人にとっては


先生に言われたものの、イマイチ腑に落ちないのではないかと思います。


なぜ先生は「間違えてもいい」というのでしょうか?


ちょっとこの言葉を1つずつ読んで、


苦手意識のある音やフレーズを吹いてみてください。(イメージだけでもOKです)


心や身体がどう反応したか、観察しましょう。



1.「間違えないで完璧に吹く」


2.「間違えてもいいから吹く」



心や身体の状態に何か変化はありましたか?


「1」で落ち着きのない緊張感を感じたり、身体に力が入ったり調子が悪くなった人


2」で気楽に吹けた人、調子が良くなった人


こんな反応の人は「間違えてもいい」で吹いた方が良いです。


「間違えてもいい」で心が楽になり、身体が丁度よい力加減になって、


調子が良くなったのかもしれません。



先生は、生徒さんを観察して


「間違いを恐れてる事が、心や身体を固くしてしまい、演奏の邪魔をしてるな」


と感じた時、この指示を出します。


間違いを気にせず吹く事によって、余計な緊張や力みが取れて、


実力が発揮しやすくなるんですね。


決して間違う事を推奨しているわけではありませんニコニコ



逆に、


「1」でワクワクやチャレンジ精神が湧き上がって調子が良くなった人


「2」では気が抜けて調子が悪くなった人


こんな反応の人は「間違えないように完璧に」で吹いた方が良いかもしれません。


反応は1つではありません。色々な反応の人がいます。



「間違えてもいい」は、間違わないように・・・ミスが無いように・・・で


自分の実力が出せなくなってしまう方にはとっても効く言葉です。



言葉は想像以上に強力です。


一人一人成果が出る言葉は違うので、色々な言葉で実験するといいですね。


例えば


「音楽の事だけを考えて吹く」


「音程やリズムを正確にする事だけを考えて吹く」


「周りのみんなが応援してくれる」


「周りの子に上手と思われたい」


「先生に怒られないように」


「先生なんか関係ない、自分の音楽をやる」


「明日の本番怖いな・・・と考えながら」


「今吹いてるのが楽しい!と思いながら」


などなど・・・どんな変化があるでしょうか?


仲間同士で聴きあってみると、自分では分からない変化も分かって


より面白いですよ。


あなたはどんな言葉で力を発揮できるのでしょうか?


自分を知る遊びでもあります。楽しんで試してみてくださいねニコニコ







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