こんにちは♪藤崎クラリネット教室☆豊永です
今日は私が学んでいるアレクサンダーテクニークの学校
ボディチャンスのワークショップ に行ってきました。
演奏中の緊張やアガリ、ミスから自由になり
楽しく上手に吹けるようになる考え方を学んできました。
前からずっと学んでいるので、知っていたこともありましたが
今日特に心に残ったのは
「完璧に吹かなきゃ」 「音を外さないようにしなきゃ」 という考えが
いかに演奏を不自由にしているか でした。
完璧に吹かなくては・・・音を間違えないように・・高音を外さないように・・という
考えがあると、身体が固くなり、本来の力が出せなくなり
逆に上手く吹けなくなるのです
音が固くなったり、レガートがぎこちなかったり・・
音をはずしたり、指がもつれたり、という事が多くなります
完璧に吹けないといけない、という思いは
楽器を真剣にやっていればいるほど強くなる思いです。
でも、この考えを手放した方が、本来の力が出せるようになるのです！
まず完璧に吹くなど人間には不可能。
完璧が不可能 と思った時点で少し軽くなる人もいるかもしれません。
さらに「完璧に吹かなくていい」という利点をいくつか考えます。
・完璧でないからこそ、これからも学ぶことがある。
・完璧にこだわらなければ、音楽の方に心を向けられる。
・完璧でなくていい、と思うと演奏自体を楽しめる。
・・・・など、むしろ完璧でないから良い事を探します。
そして、心の準備をして、演奏します。
「本当に完璧じゃなくても、音をはずしてもいい」～と思って吹くと
完璧に吹かなきゃ！と思っている時より上手く吹けるようになるのです
今日も何人もの方が吹いていましたが、
そう考えを変えただけで音が柔らかくなったり、伸びのある響きになったり
何より音楽が豊かになっていました
完璧じゃなくてもいいなんて！ありえない・・という方も
一度試してみてください。皮肉な事にその方が結果はいいのです。
自由な自分の演奏に驚くかもしれませんよ