過去のレイアウトで一番大きな作品といえば、幅4m×奥行1.6mのL字型レイアウトでした。
駆け出しの頃から一度でいいから「大きなレイアウト」を造ってみたいと思い描き、それを実現させた感じです。
しかし実際に造りあげてみると、やっぱりスペース的にジャマになってくるし、かといって移動もできないし。
それとメンテナンスが思った以上に気を使うため大変でした(笑)
このような反省を経て、レイアウトとはある程度「移動」が可能で、かつ「メンテナンス」が楽、との方が自分向きだなと。
さてこちらは、L字型レイアウトの解体後に制作した作品。サイズは60×30㎝くらいだったかな。かなり小振りのレイアウトです。
小型ゆえに情景の数も限定されてしまいますので、ある程度情景を絞り込んでみました。ごちゃっとした感じがたまらないです。
テーマ的には「工場のあるレイアウト」かな。
主役の工場地帯。
とにかく空きスペースを極力なくすよう、何かを詰め込み密度を上げています。
小型レイアウトだからこそ大きなストラクチャーを使って、ダイナミックに仕立てたかったです。
あり得ない情景ですが、お気に入りのガスタンクも工場内にあります。
右側奥には車両工場らしきものが。青いクレーンがタンクに負けず高さを出しています。
駅名はありませんが、とりあえず工場で働く人のための通勤用のホームとして 。
単線の方が似合いそうですが、複線にしてスペースを稼いでいます(笑)
また緑の跨線橋が平坦になりがちなホームに高さを与えています。
左側のホーム脇には日帰り温泉。
工場地帯にはあまり似つかわしくない情景です(笑)
工場には欠かせない変電所。
キット販売しているものを小さく改良しました。
変電所前の三角形の駐車場。このような空きスペースの処理に毎回頭を悩ませます(笑)
見たことありそうな情景です。
ゴチャゴチャ感がたまらないです。
手前の道路も何気に作り込んでいます。
このカーブは雰囲気あります。
逆から。
貨物列車が似合いそうです。
街灯が倒れていますが(笑)なかなかいい図です。
線路に並走する道路は好きな情景の一つです。とてもリアルに見えます。
奥側からのショット。
制作中は正面からの作り込みが多いので、逆から見ると新鮮です。
ここは当初、川にする予定でしたが自分の中ではありきたりだったため、高速道路に変更。
ただの道路では面白くないので、大きな標識のある高速道路にしました。
しかし高速の上にデッキガーターはあり得ないけど、まあよいでしょう(笑)
なんとなくローカルな感じです。
奥側のコーナー部分。
大型レイアウトだと苦労する反対側も楽に造り込めます。
(レイアウトの先に見える白い物体は飼い猫です)
工場の裏側。
このような小面積部分は植物表現で何とか様になりますが、ここは頑張って造り込んでみました。
鉄道情景にはお約束の踏切です。
右の手前は一応、公園のつもり(笑)
このスペースもどうするか、悩んだ部分です。
奥側に敷設された長い直線。
土管が置いてある部分も、植物を植えて終わりにしようかと思いましたが、やっぱり芸がなさそうなので、無理やりスペースを確保して造り込み(笑)
どうでもいいような部分も手を抜かず積極的に造り込んだ秀一なレイアウトに仕上がりました。
レイアウトの制作では、造り込んでいくと、どのように処理してよいのか頭を悩ませる「ダークスペース」が必ず生じます。
ある程度、植物表現に頼ってしまう部分もありますが、この「ダークスペース」の処理の仕方がモデラーの腕の見せ所であり、レイアウトをより引き立てさせる大切な要素なのかもしれません。
小型だから飽きずにできたのかも知れませんが、大きなレイアウトでも同じように手を抜かず造り込んでいきたいです。
おしまい。
















