11月19日(金)に、裾野高校の1年生が見学のために富士リハへ来てくれました
はじめに学校長からの挨拶の後、宮下先生が学校の概要などをご説明します。
綺麗な姿勢や猫背など、様々な姿勢で腕を上げてみると、
上がり方に違いが出てくることが分かります。
良い姿勢は、身体全体に良い影響を与えることを体験しました。
すぐに実感できる面白い実験を行いました!片足立ちが苦手な二人。
大沼先生の指示に従い身体を動かします。
すると最初よりも綺麗にバランスが取れるようになりました
このような身体の構造は、1年生の授業でしっかり学ぶことができます。
身体のメカニズムを使ったストレッチは、今後も役立てていけそうです
次に作業療法学科の体験授業です。
高校生の皆さんに挑戦してもらったのは鶴の「折り紙」。
全く折ったことがない&折り紙は久しぶり という方が多かったので、
折り方を説明しながらみんなで一緒に鶴を折り進めていきました。
今回の体験授業では両手で鶴を折りましたが、
片手で折ると指それぞれを動かすことになるのでリハビリへと繋がります。
是非ご自宅でも挑戦してみてください
体験授業を終えた後は、校内見学を行います。
校内見学をしている時間はちょうど学生が4限の授業を受けている時間でした。
実際に授業の様子を見ていただいたりしながら、校内をじっくりご案内しました
校内見学をしていると、試験を控えた2年生が実習の練習をしていました
最近は校舎が閉まるギリギリの時間まで練習をしているそうです。
教員も空き時間に練習の様子を見に来るので心強いです
学生の練習姿を見守りながら、続いて水治療室へと移動します。
手だけを入れるものや座って足を入浴させるものなど、用途により機械も様々です。
日常動作訓練室にも、日常生活に欠かせない動作を訓練するための機械が数多く揃います。
例えば浴槽は、どこの家にも必ずありますが家庭により浴槽のサイズは異なります。
対象者が使う浴槽に合うもので練習できるように、日常動作訓練室に設備された浴槽は
床の高さが変えられるようになっています
キッチンも同様に高さが変えられる仕組みになっています。
授業の様子や設備された様々な機器をお見せしながら、
富士リハの学生が普段どのような学校生活を送っているのかをご紹介することができました。
あっという間の時間でしたが、こうして富士リハ見学は終了しました。
対象者の方と深く関わり、身体だけでなく心のサポートもして寄り添っていけるところが療法士の魅力です。
見学に来てくださった裾野高校の皆さんに、少しでも進路選択のお役に立てていたら嬉しく思います。
本当にありがとうございました