ーお名前に「楓」が入っていらっしゃいますが、ご両親が弦楽器好きでいらっしゃったのですか?
弦楽器は全く関係なく、「ふーちゃん」と呼べる名前にしようと思った結果、風・楓の2択から「楓」になりました。
ー小さい頃、練習は好きでしたか?
いや、全然…。
ー桐朋のディプロマコースは、どんなカリキュラムですか?他の学生さんと、交流はありますか?
自分の通っていた「カレッジ・ディプロマ・コース」は、週1回の実技レッスンと大学で行われている音楽系の授業を3科目以上取れば良いというコースです。学部生と同じ授業を受けるので交流はあります。
ー早く自立したい為に在学中に入団試験を受けられたと伺いましたが、自立心の強さはどうやって培ったのでしょう?
どこかでそんな良い風に言っていただいたかも知れませんが、自立心でも何でもなく、単純に経済的余裕が全くなかったのが受験した理由です。
お金がない中でもどうにか楽器を続けていく道をこじ開けられたら良いなと、オーディションに応募しました。
ー東京交響楽団は、どんな居場所ですか?
学歴も実績も経験も何もかもが無い自分を仲間として迎え入れてくれた事は本当に有難かったです。
日々の仕事の中でたくさんの経験をさせてもらい、おかげで多少は成長できていると思うので、自分にとっては「育ててくれている場所」かと思います。
ーコロナで演奏会が制限された時期は、どんなお気持ちでしたか?
まずは日頃一緒に活動している職場の仲間に会えないのが寂しかったです。
そして他人と一緒に演奏する、演奏を聴いていただいて同じ空間・時間を共有する、ということが、自分が生きる上で前向きな刺激になっているんだなと感じました。
ー音楽以外に趣味はありますか?
趣味と言えるようなものが何もなく……。あ、宴会が好きです。
ー小田野先生とは、いつからお知り合いですか?
昨年9月に小田野先生・筑波大学管弦楽団の皆さまとブラームスの協奏曲をご一緒させていただく機会があり、その際からお世話になっています。
ーシベリウスの協奏曲で、特に気にいっているフレーズはありますか?
色々ありますが、3楽章のチェロsoloの上行半音階とフルートの下行がソロに絡む(?)所が妙に好きです。
ーこれから、どのような活動をなさりたいですか?
オケだけでなく室内楽、ソロ等、なるべく多角的に経験を積み、自分が良いと思う音楽を追求していけたら良いなと思います。
また、アウトリーチ・ワークショップ的な活動を通して、音楽をツールに様々な立場の方と体験を共有する事も好きなので、そういう事も出来る範囲でやっていけたら楽しいかなと思っています。
お忙しい合間に、真摯にお応え頂いて、ありがとうございました。
明後日のコンサートで、シベリウスのバイオリン協奏曲を演奏して下さる、中村楓子先生にインタビューしました!
