台湾から日本に帰国した時の事を、お伝えしたいと思います。


8月16日帰国✈️

帰国に際し、飛行機搭乗時間の72時間以内にPCR検査を受け、陰性証明を用意しなければなりません。

実はここに落とし穴があって、3日前の検査なら大丈夫と思っていたのですが、出発便は午後2時の便で検査予約の時間は搭乗3日前の午前10時で、正確には搭乗の76時間前。

主人がその事に気付き、翌日午前中に空きがあり、予約を取りなおしました。


検査自体は、今回は子供2人は鼻から細い棒を挿して検体を採取するのではなく、喉の粘膜を綿棒で採取し、検査できたので、負担が軽く助かりました。


ただ、陰性証明が翌日夜7時以降に準備ができるというので、時間通りに取りにくいと、今回も前回同様、病院から発行された陰性証明の記載内容に間違いがありました。

息子の生年月日が全く違う日付になっていました。台湾の人は大らかなので、こういう事はよくあります。

空港のチェックインカウンターで気がついても時遅しです。




お陰で、陰性証明を時間通りに受け取れず、8時前には帰宅して、寝かしつけ、翌日の出発に間に合うようにパッキング!と思っていたのですが、予定が大幅に狂ってしまいました⏳

私もそうですが、子供たちも寝不足になってしまいました。


それでも、なんとか、翌日、バタバタしながらも、羽田空港に到着。

再び空港でPCR検査。


台湾同様、幼児は検体を喉から採取してもらいたかったのですが、鼻からの採取となり、案の定、2人とも大泣きでした。

0歳児と1歳児に短期間に2度も検査させる事に意味あるのかと思ってしまうのですが。

ちなみにアメリカなどは2歳以下は、陰性証明必要ないようです。合理的ニコニコ


その後、My SOSとCOCOAというアプリを携帯に強制的にインストールするよう促されます。

そして、位置情報はOnに設定。

My SOSのアプリを通して、健康状態及び居場所報告を2週間毎日するように言われます。


また、サイレントやマナーモードにはせずに、かかってくる電話には出て下さいとの事。

この事に同意しないと、入国させないと、誓約書まで書かされます。


このアプリには、ほとほと参りました💦

2人育児をしていると、相手のタイミングでかかって来る電話にはなかなか出られないです😂


1つはこのように、枠の中に顔を映して下さいという自動音声電話が毎日かかってきました。

30秒間、撮影するというのです。




それ以外にも、毎日、検査員が実際にビデオ電話をかけて来るのですが、顔を見せて下さいと言われます。

でも、相手は顔を出していませんキョロキョロ




最初にこの電話がかかって来た時、私は上の子にご飯を食べさせながら、下の子に授乳をしていました🤱🏻

育児でボサボサになった髪、すっぴん、メガネ、授乳パジャマのまま、何とか電話を取り、相手の指示通り自分の顔を映しました。

誰だかわからない相手に、誰にも見られたくない姿を見せたのですショック

正直、とても嫌でした。


次に、家族全員の生年月日と名前を言うように言われました。

答えると、今度は子供2人の顔を映すようにと言われました。

まずは、ご飯を食べている最中の上の子を映しました。

「お食事中、ありがとうございます」と言われ…


次に下の子を映すように言われたので、授乳をやめて、私の胸元を隠してから、抱っこしている下の子の顔を映しました。

「お忙しいところ、ありがとうございます」と言われ…


電話を切った後は、正直、覗きにでもあったかのような気分になりモヤモヤしました。

その後も、現在地を報告するようにと毎日何度も通知が来たりで、忙しいのに良い加減にして!!と、心の中で私の方がSOS出していました🆘

実際問題、0歳児と1歳児が親元を離れ、外出するとも思えませんし、外出したとして、どのようなリスクがあるというのでしょうか?


しかも、このために1万人以上雇っているというのですから、税金の無駄遣いとしか思えません。

日本では、今、陽性と判明しても、保健所から連絡が来るのは何日か後、しかも、陽性患者と狭い空間でずっと一緒にいても、検査もなし。

陽性患者をトレースすらせず、同じ屋根の下で生活でもしない限り、濃厚接触者扱いもしないと聞きます。


にも関わらず、陰性証明を持っている人を2週間、一生懸命、外出できないように監視する意味ってあるのでしょうか?

とにかくオリンピックのせいで、コロナが酷くなったわけではないと証明したいのでしょうか?


台湾では、建物に入ったり、乗り物に乗る時、QRコードをかざしてからでないと、出入りできないようになっています。

建物の入り口や座席に貼ってあるQRコードに携帯をかざすと、自動的にショートメッセージが政府に送られる仕組みになっていて、陽性患者が出たときに、濃厚接触者をトレースできる仕組みになっています。

こう言った仕組みのおかげもあり、台湾でも一時は連日、400人を超える新規感染者が発生しながらも、再度新規感染者なしという状況に戻せたのだと思います🇹🇼


My SOSやCOCOAなどを強制的にインストールさせることより、台湾と似たような仕組みを導入した方がずっと効率的なのにと感じた2週間でした🇯🇵