広大な山林を破壊し設置するメガソーラーはダメ! | ふじおか義英のブログ

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佐久市香坂地区に計画されている

メガソーラー建設事業の問題を考えるために


地元香坂西地区の方に

建設計画地を案内していただきました。

内藤佐久市議も同行されました。


いや〜66haもの広さ。

案内されて驚きました!


「佐久市そら発電所(仮称)事業」は

上信越自動車道八風山トンネルを抜けた

長野県側入口周辺の急峻な傾斜地を掘削し、


66haもの広大な森林を伐採して

設置するといいます。


佐久市防災マップの

土砂災害警戒地域であり、

妙義荒船佐久高原国定公園に

隣接するところです。


上信越自動車道にも接し

香坂川が自動車道を横切る地域でもあります。


平成28年には、

雪解けによる香坂川の増水により、

上信越自動車道香坂チェーンベースのり面の

一部崩壊が発生したため、

補修工事が行われている地域でもあります。


この事業計画は自然環境への悪影響や

土砂崩れ鉄砲水などの土石流災害

を引き起こす恐れがあります。


また、香坂川流域と

下流の滑津川、志賀川に合流する地域一帯

(香坂、五十貫、志賀、

新子田、瀬戸、西耕地地区など)の、

農業などへの水害や人命に関わる被害が

発生する恐れがあります。


メガソーラー建設予定地の香坂川下流には

香坂ダムがあります。


昭和49年に香坂ダムが完成した後も

大雨によって何度も甚大な稲作などへの

水害を経験しています。


メガソーラーが設置されれば、

大雨時に一気に雨水が香坂ダムに流れ込み

下流域に大災害を引き起こす

危険を指摘する意見もあります。


「佐久市そら発電所(仮称)事業」

については

長野県環境影響評価条例に基づき

事業者株式会社そら'w (株式会社永輝商事)

が方法書を提出、


それに対し長野県は26項目にわたる

「知事意見」を通知しています。

(信濃毎日新聞3月23日に関連記事が掲載)


しかし、事業者による第1回の説明会は

地権者のいる地域(香坂東地区)のみで、

下流の近隣地域である西地区には

連絡も説明もありませんでした。


第2回説明会も東地区で行われ、

西地区の一部の方しか知りえませんでした。

水害など最も被害が予測される地域への

説明や情報公開が不十分であり、

近隣地域のみなさんは大変怒っています。


下流域である瀬戸地域の方なども

心配されています。


すでにこの地域では、

12haのソーラー発電が稼働し、

13haが設置中という状況に置かれています。

これ以上の設置は防災上の問題

環境への影響等を考えれば認められない、

というのが反対される近隣地域の意見です。


特に香坂西地区は

土砂災害特別警戒区域に指定されています。


この香坂西地区ではH30年2月25日に

臨時区民総会を開催し全会一致で、

「佐久市そら発電所事業に反対」

を決議しました。


4月10日には、

香坂西地区の区の幹部の方々

事業設置反対期成同盟会の方々が、

佐久市と長野県に対し

佐久市そら発電所(仮称)事業の

中止を求める要望書を提出される予定です。


私も近隣地域のみなさんの立場に立ち、

しっかりと関わってまいります。